仏像の中から出て来たモノ | 話してSukatto(スカッと)!!

仏像の中から出て来たモノ

仏像の中には非常に貴重な宝物が隠されている
ということが良くあるそうですが、
それを取り出すには最悪破壊しなければならず、
貴重な文化遺産をむやみに破損させる恐れもあり非常に危険。

だがその様な場合はCTスキャンなどの技術を駆使し、
内部を垣間見ることが可能となっており、
仏像の中に隠された書物や金品などが見つかることはよくあります。
だが今回見つかったのはそんなものではありませんでした。

1000年前の仏像をCTスキャンして現れたのは
宝でも紙でもなく「人骨」。

オランダのとある市内の医療センターで
仏像をCTスキャンにかけたところ、
なんと中から ミイラ が現われたそうです。

この仏像は11世紀から12世紀頃に作られたもので、
このミイラの正体は Liu Quan という禅僧とのこと。



仏像がCTスキャンされる
この画像もシュールでインパクトありますが・・・



やはりこの画像のインパクトは凄いです!!

骨、見えてますから!


中国 唐の時代には僧侶の死後、
その肖像を造って供養することが行われ、
高僧は死後ミイラになると信じられていました。

そこで高僧であることを立証するために、
加漆肉身像(遺骸を漆で固めて保存)という
特殊な手法によるミイラが生まれたらしいのですが、
今回発見されたものも、この加漆肉身像のようです。



参照元:秒刊SUNDAY

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