真夜中の夢の国

オープンして28年も経つディズニーランドですが、

これだけ年数が経過していてもパーク内はとても綺麗です。

その秘密は掃除を徹底しているからなのです。

夜中10時に閉園し、お客さんが帰った後に

500人もの掃除のスタッフがパーク内に入ってきます。

最初に何をするかというと、肩にかけたホースを蛇口につなぎ、

パーク内を丸洗いするのだそうです。

建物から地面に至るまで丸洗いした後は、

朝の開園時間まで、みんなで綺麗にふきとります。

あるアルバイトが、トレーナーに

「なんでここまでやるんですか？」

と質問したところ、そのトレーナーはこう答えたそうです。

「赤ちゃんが地面をはいはいしてもケガしないように、

　小石、小さい砂がないように徹底的に掃除する。

　それが基準であり、目標だからです」

参照元：『やりすぎコージー　今すぐ言いふらしたくなる！ひとくち都市伝説』

このトレーナーの掃除の基準、目標の伝え方が素晴らしいですね。

単に小石や小さい砂がなくなるまでと言うのではなく、

赤ちゃんがはいはいしてもケガしないようにと付け加えることで、

その光景が目に浮かびますし、何のためにそこまでやるのかという

理由がはっきりわかるので、掃除をするスタッフも気持ちが入りますもんね。

こうゆう裏方さんも含めた、見えない部分の努力によって

素晴らしい夢の国はつくられているんですネ。

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