アンガーマネジメントって大事らしい。

”ALL EMOTIONS ARE BEAUTIFUL”
とは言えども、
一時の感情に流されてしまい、
駟も舌に及ばないこともしばしば。
曖昧に濁した答えもやさしさなのかもしれない。

感情は厄介で、自らをも蝕んでしまうけど、
コンプレックスを原動力にすれば、それほど強力な動機はない。
曰く、動機は欲望に近いほどいいという。

ただ、
感情ほど制御できないものはないし、
怒りほど純粋な感情はない。
正論ほど残酷なものはないし、
言葉ほど強い武器もない。

まあ、なんにせよ
短気は損気だし、
どうせ女には歯が立たないし、
智に働けば角が立ってしまうし、
でも、いざというときに立たないのは人と屏風。

世の中で求められるのはフレキシビリティ。ある意味”ゆとり”って大事らしい。
兎角、人の世は住みにくいって話。でもそんな窮屈な世の中も嫌いじゃないぜ。
have a nice holidays!!
自分でやった方が早い病 (星海社新書)/講談社

¥861
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『自分でやった方が早い病』

能力がある人も陥るし、
能力がなくても人に仕事を振れない人が陥る病。

これは早めに治しておかないと、年を経るごとにその症状は悪化しそうだ。

自分がいなければ組織が回らない状態ということは、
自分自身の能力でその組織が持っているという事。
しかし、自分が組織のリーダーであるとしたらそれは非常にまずい事。

引用

p92:「目先の事だけを考えて相手を気持ちよくさせる事は、
   ものすごく悪いことであり、長い目で人を育てる事は、厳しくする事だ」
   「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」

p94:森信三先生のしつけの三原則
   朝きちんと挨拶をさせる。
   「はい」とはっきり返事をさせる。
   靴を揃え、いすを入れる

p102:任せるに関する3つの大きな勘違い
   任せるは失敗が前提
   任せるは丸投げではない
   他人に任せても楽にならない

p120:上司のジレンマとは「短期的な成果」と「中長期的な成果」という
   矛盾した成果の両方を追い求める事。

p128:自分がヒーローになるのではなく、みんなをヒーローにすること

p146:計画と検証は一緒にやり、実行は一人でやってもらう。
   検証に時間を取らないリーダーがおおい。

p166:認知行動療法。リフレーミング。
   考え方(認知)のフレーム(枠組み)を変えて行くこと。
   自分でやった方が早い病も間違ったフレーム。その考え方を変える必要がある。

p186:体施(ゴミを拾う)、言霊施(感謝の気持ちを伝える)、顔施(笑顔でいる)、
   心施(相手を思う)、物施(寄付する)、法施(神仏の道を説き広める)
   隠徳と陽徳。陰でこっそりすること。いいふらすこと。



全体的になぜ自分がすべてやることがわるい事かについて書かれているが、
その対応についてはすこし薄い気がする。
それでも、組織のリーダーにこれからなる人間で、
不安がある人は読むべき一冊。能力が高くコミュニケーションが苦手だと病んでしまう可能性がある病。
組織発展には人に任せるということが最重要な事。

ハーバード流宴会術/大和書房

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ハーバード流宴会術

よくある飲み会や合コンなどの宴会。普段なあなあでなんとなくやり過ごしている、
それらの宴会をビジネススクール仕込みのフレームワークを使って、
最高のひと時を演出する。
宴会のPDCAを通じて、仕事術を学ぶための本。

フレームワーク自体は有名なものが多いが、
それを宴会というケーススタディーに落とし込む事で、
わかりやすく、かつ実践的に学ぶ事ができる。

宴会の幹事 = リーダーシップ

引用:
p38:戦略とはやらないことを決める事である。
p57:交渉術で、BATNAというものを強調します。
   「Best Alternative to Nagotiated Agreement」のことで、「交渉が決裂した際に取れる最良の選択肢」つまり「セカンドベスト(次善策)」のこと。
   事前にどれだけのシミュレーションを繰り返し、自分の置かれている立場をより良くしていくかが、交渉時の優位性を決定する。

p87:リーダーとして重要なことは、継続可能なビジネス、組織をつくることだと教えます。再現性のある仕組みを作るべきである。顧客に対して継続的に付加価値を提供し続けて行く仕組みを作る事を目標にすべきだ。

p152:合コンは送りバント。そして絶対に君から誘いなさい。

p163:明石家さんまに学ぶしきり術。①話を引き出すこと、②話に落ちをつける事

p171:話を引き出す手順
   what do you mean?
   when?
   so, let me ask you...
   why?
   how do you feel?

p181:人の話の盛り上げ方
  大げさに驚く
  繰り返す
  増幅する
  まとめる
  オチをつける

p246:lead by example 率先垂範

p251:リーダーの重要な資質 謙虚である事 be humble

あとは、結婚式の出し物とか二次会の余興などの参考になるネタが含まれている。
このあたりのケーススタディは非常に参考になる。
二次会でビンゴは絶対にやってはいけないそうです。
写真構図のルールブック/マイナビ

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写真の善し悪しを決めるのは、カメラの性能ではない!
構図がすべてだ!と言いたい。

一眼レフを頑に(予算的に)使わないことにしているので、
いい写真を撮るには、もう構図を極めるしか無い。

ということで、この一冊。

みんな知ってる三分割法とか、黄金比率とか。
いい構図とわるい構図の対比があるのでわかりやすい。

あとは、シーン別の構図の捉え方。
旅先や食事、ポートレイトや動物などなど。

写真の構図は数をこなして、感覚的に体得していくしか無いと思ってるので、
この本を参考に写真を撮ってみようと思う。
最近、いろいろあって"死”について考えてみた。

思春期の頃はよく死について考えていた。考えていたというか

死んだらどうなるのか?という疑問。

もちろんこたえはいまだにわからない。

死ぬまでわからない。


========
『武士道とは死ぬことと見つけたり』

武士道は志してないけど、まずはいかに死ぬかよりも

いかに生きるかに傾倒したい。



====
『生と死は等価値なんだ、僕にとってはね』by渚カヲル

自らの死が唯一の絶対的自由らしいけど、よくわからん。

ただ生と死は表裏一体だとは思う。死を考えること、それはつまり生を考えること。

まだ死ねません。未練しか残りません。


====
『生きてるってんだろ?生きてるってなあに?』byテリーとドリー

生に対する疑問。同じことの繰り返しでは生を感じなくなってしまう。

しかし、痛みを感じることによって生を感じることができる。

生と死の狭間にこそ”生きる実感”はあるのではないかという仮説。

それは単純な生死ではなく、

自分の世界(生) と 外の世界(死) が

せめぎあっている状態が生きている実感を感じるところ。

外の世界は変えようがないが、自分の世界は変えることができる。

外部環境は変えられないが、それをどこまで変えられるか?

自分の世界をどう構築するか?



====
『何のために生まれて、何をして喜ぶ?』byアンパンマン

この”何のため”こそが自分の世界をどう定義するかということ。

”たとえ胸の傷が痛んでも”変えてはいけない軸がある。

その自分の軸を見つけることが生きるということ(?)なのかもしれない。



====
『人はいつ死ぬと思う?・・・人に、忘れられた時さ!』byヒルルク

どれだけ外の世界を変えられたか?何を残したか?

翻って、

自分が死んだら悲しんでくれる人はいるだろうか?

自分はどれだけみんなにやさしくできたか?



そして

自分は言えるだろうか?

『我が生涯に一片の悔いなし!』

終わりよければすべてよし。

世界が閉じたくなるようなつらいことがあっても

それは、

生きるためのスパイスらしい。
SNSで一番気にしているのは自分をどう見せるか。

自分のブランディング。キャラクターの設定。

文字か写真でしか情報を発信できないため、

何を発信するか?に悩む。どんなポストをするか?

私個人との付き合いが長ければ、自分のポストの意図をくみ取ってくれるかもしれないが、

そうでなければ、その文字通りにしか理解されない。

そうすると自分の意図とは違うとられ方をされるかもしれない。

ブラックジョークがジョークと受けられずに、問題になったり。

『四つのものは帰ってこない。

口からでた言葉、放たれた矢、過去の生活、そして無駄にしたせっかくの機会。』by アラビアの言葉

ネットの世界に発信した情報は回収不可能。

■そこで自分が意識していること。

・ネガティブな発言はしない。
・批判はしない。するときはフォローと建設的な提案を添えて。
・文章は簡潔に。
・写真を使う。
・頻繁に更新しない。
・タイムリーなネタを盛り込む。
・レスポンスしにくいポストをしない。
・かまって欲しいだけの独り言はポストしない。
・書き込む時間帯を考える。
・写真は顔が特定できないものをアップする。

でもね、たまにはどうでもいいくだらんことをポストしたくなる。

だって、人間だもの。りょう。

たまに書き込みたくなる自虐ネタ。
どうしても書き込みたいときは、ツッコミやすいように配慮する。

いろんな人に見られているということを意識する。

まあ、

本当に言いたいことはポストせずに、直接声に出して言え。

ってことやね。
amebaに復帰。

ちょっと、SNSについての考察。

FacebookもIPOを達成し、LinkdInも日本語対応。

さらに、新興SNSのPinterestもじわじわと広がって来ている。

今後どうなるか非常に興味がある。

そこで、改めてFacebookについて見てみる。

twitterやinstagramなど他のSNSとも連携できるため、

プラットフォームになりつつあると思っている。

さて、

実際facebook人口分布はどうなっているのか?

http://www.checkfacebook.com/

1. 155M United States
2. 43M India
3. 43M Indonesia
4. 37M Brazil
5. 32M Mexico
.
.
.
6M Japan

ざっとこんな感じ。 2012年2月7日現在。

発祥の地アメリカはともかく、2位以下はアジアと南米が占めている。

他トップ10は、トルコ、イギリス、フィリピン、フランス、ドイツ。

そう考えると日本のマーケットはまだまだこれからという感じ。

男女比は若干女性が多い。

年齢別で見ると、18-34歳でおよそ半分を占めている。

その次に多いのは35-44歳。

すでにこういうニュースも届いている。


「ソーシャルメディア離れが進行中? 若者の意識調査 [インド]」
http://bit.ly/easel

Facebook人口第2位の国の若者に置いてSNS離れが加速しているとのこと。

SNSが既存のネットワークを補完する役割だと思うんだけど、

逆にそれが既存のネットワークに支障を来している?


twitterを利用したフラッシュマーケティングも最近話を聞かなくなった。

やはりIT業界の栄枯盛衰は早い。

今後SNSはポータル的な位置づけのものと、

趣味やビジネスなどの特化型のに今日時代になるんじゃないかな~という予想。
まあ、

私にも悩みはあるわけで。

昔からの親友にそのことを相談していました。

彼のいいところは、ダメージを受けている私の心の傷口を

さらに開いてくれるところ。

悩んでいる人間に対してはやさしい言葉をかけるのではなく、

客観的な視点でみてくれる。

その現実は、

自分にとっては不都合な現実。自分にとって知りたくない事実。

それをストレートに話してくれる。

気心知れた仲だからこそ、言える話であって、

気心知れた仲であるからこそ、受け入れられる話でもある。



「信頼関係」の意味をはじめてきちんと理解した。



事実を婉曲にして、一時の慰めなど必要ないことを知っている。

厳しい現実に向き合う事で、本当に強くなれることを知っている。




私は聞いてみた。


「なぜ、人は大切なコト(モノ)は失って初めて気が付くのだろうか」


それに対して、彼はただ一言


「失敗は成功のもと」


とだけ応えた。




失う前に大切なものに気が付いた。