言い訳大魔神
おねしょをしちゃったミミコが
こんな顔をして起きてきたことがあった
私は意外にもおねしょには寛大だったので
といって着替えを促した
決しておねしょをとがめるような言い方はしなかったと思う
なのにミミコは
と必死でおねしょなんかしていないと言い張った
じゃあどうしてお布団と、あんたのパンツがぬれているのさ？と聞いてみたら
Oh,No～
いくらなんでもそんなふうに雨は降りませーん
ミミコは失敗しちゃったことを必死でなかったことにしようとする子供だった
それから４年
７歳になったミミコはさすがに、支離滅裂な言い訳はしなくなったと思っていたけど
今日、ピアノの練習を
全然弾けてるとは思えないレベルで勝手に終わらせちゃっていたので
「もうちょっと練習しといたら？明日はピアノの日だよ・・？」
と完成度を高めるようさりげなく進言したら
いいからいいからと言いながら、さっさと外へ行ってしまった
３歳半から言い訳のレベルは変わってないかもなぁって思っちゃいました
それにしても頭の中で上手に弾けたら満足だなんて
妄想ピアニストだねぇ・・
