ガン細胞は、活性酸素で遺伝子に傷がつくことから発生する

  　水素水が細胞内で活性酸素を消去してくれれば、細胞の遺伝子は傷つかず、
ガンを未然に防ぐことができるかもしれません。
　ガン細胞は前にも述べたように、
遺伝子が傷ついて発生すると考えられています。

細胞は新陳代謝を繰り返し、
古い細胞は死に新しい細胞が
これに代わっていますが、

新しい細胞は、
古い細胞の遺伝情報をコピーしています。
もし遺伝子に傷があると、
その傷までがコピーされていきます。

　細胞の遺伝情報の中には、
細胞の分裂回数や寿命があらかじめ組み込まれていますが、
この部分に傷がつくと細胞のガン化です。

ガン細胞とは、無限に分裂を繰り返し、
寿命がないので自然死することのない細胞です。
　全身の細胞は60兆個ですが、

最近では、誰の体でも毎日数子個、
あるいは数万個ものガン細胞が発生していると
言われるようになりました。
　
　ただし最初の１個のガン細胞が、
増殖して健診で発見される大きさ（約１センチ）になる
には、
実に10年以上の時間がかことを述べています。

　しかし全ての人がガンにならずにすんでいるのは、われわれの体に傷ついた細胞を修復し
たり排除したりする働きがあるからです。

水素は全身の細胞をきれいにする。

水は、全身の細胞にまんべんなく届きます。
血液脳関門をも通過し、脳細胞に水を届けます。

しかも毎日２リットルもの水が
全身を流れているのですから、
全身の細胞を水で潤し、
不要なものを洗い長しているようなものです。

人間にとって水ほど重要な物質はありません。
　さて、この大切な水に水素が溶けていたら、
全身の細胞に水素が入り込みます。

万病の元であり老化を進める
活性酸素に水素が接触します。
結合して水になり、消去することができます。

最終的には全く無害な状態で排泄されていきます。
　つまり水素を溶かした水（以下水素水）は、
全身を巡りながら
細胞内部の活性酸素を消去し、
有害なものを洗い流しているのと同じなのです。
　

なぜこんなことが可能なのかと言えば、
水素がきわめて小さな物質であること。
　
全身の細胞は水を必要としていますし、
どんな栄養物よりも水を優先します。
　

　そんな水に溶けた水素もまた、
水と一緒に細胞に簡単に入り込みます。

そうしてミトコンドリアで発生した活性酸素と接触して結合し、これを消去してしまいます。
　

　このようにして、水素をどんどん細胞に送り込んでやると、活性酸素も順次消去され、
病気予防や健康増進などに役立つことは
間違いありません。

特にガンや動脈硬化などの生活習慣病の予防や
改善に有効だと考えられています。

水に乗って脳まで届く水素。

　われわれは毎日、
２リットルほどの水分を飲み
ほぼ同量の水分を排泄しています。

純粋な水である必要はなく、
飲み物や食事など拡含まれる
水の総量がほぼ２リットルということです。
　
こうして体内に取り入れられた水が
全身にくまなく運ばれ、
生命活動を執り行なっているわけです。
　
さらに興味深いことに、
水は、いったん体内に取り込まれると
非常に早く全身に行き渡ります。

水を飲むと、その水が全身を巡るのに
数分しかかからないそうです。
実際には、水はほとんど血液として運ばれます。

その間、水（血液）に乗って
全身の細胞に必要な物質が届けられ、
逆に不要になった物質が回収されます。
　
脳には血液脳関門という関所があり、
薬物のように少しでも危険が及びそうな物質は
ここでシャットアウトされますが、

水は例外です。

水に溶けた物質を脳に運ぶことができるのも
水の特徴です。

そうして水（血液）に運ばれた
アミノ酸やブドウ糖などの栄養成分は、
必要に応じて細胞内に取り込まれます。
　
従って、水素を全身の隅々まで届けるには、
そして活性酸素と接触して
これを消去（還元）するためには

水に溶かすのが一番いいのです。

幾多の健康管理方法の中で・・・。

ビタミンやミ本ラルなどの栄養素は、
どちらかといえば補助的なものであって、
活性酸素を強力に抑え込んだり、
働きを停正したりする力は持っていません。

どれだけの活性酸素を消去できるかといえば、
少々心細いと言わなければなりません。

また抗酸化物質を多く含む食品を食べるという方法は、確かに健康全般にとってはよいでしょう。
　　　　　　　　　
われわれが意識的に取り入れることができます。


その点水素は、今日様々な研究が進み、
取り入れやすい形が発見されています。

　例えば水に水素を溶解させた水素水を、
ＳＯＤなどの弱点である外部から入り込ませるこ
とができます。

細胞の外の活性酸素にも有効だと考えられます。
　
さらに化学物質に対しても有効です。

水素水は、活性酸素が発生するどんな箇所でも入りこむことができるのです。

奇跡か科学か⑤

実際に水素を発生させてみると、

「水素は確かに
原子の状態の方が活性酸素とは結びつきやすい。
しかし水素が分子の状態でも、
活性酸素とは結びつく。
分子であっても水素の量が多ければ、
比例して活性酸素を消去する率も高くなる」

と考えます。
　
そもそも水素が、原子か分子かという議論より、
発生させる水素の量の方が問題です。

いくら原子の状態でも、水素の量が少なければ活性徴ほを消去する量も少ないでしょう。

逆に分子の状態であっても、量が多ければ活性酸素と結びつく量も多いと考えられるからです。

　水素が活性酸素を消去してくれるとしたら、
それはあらゆる抗酸化物質より
はるかに効率のよい抗酸化作用をもたらすと言えるでしょう。

なぜなら水素は、恬性酸素と
ダイレクトに結びついて、存在そのものを消してしまうからです。
　
活性酸素と水素が結びついて水になれば、
水の成分として酸素は存在しますが、
周辺を酸化してしまう活性峨素は消滅します。
　
一方、活性酸素を分解する
ＳＯＤという酵素があります。

この物質は活性酸素であるスーパーオキサイドラジカルを、過酸化水素と酸素に分解してくれます。

大変有益な物質ですが
細胞内部に多く存在しているため、
細胞の外からの活性酸素の影響には
弱いと言われています。しかも老化に伴ってＳＯＤの働きは衰えてしまいます。