九州旅行その2(2011年4月11日) <鹿児島>仙巌園と尚古集成館と・・・やっぱり鉄道 | 酔扇鉄道

九州旅行その2(2011年4月11日) <鹿児島>仙巌園と尚古集成館と・・・やっぱり鉄道

2泊3日の九州旅行からはや一ヶ月が経ちましたが、ブログ記事はまだ「その1」だけのまま、続きがなかなか更新できず失礼いたしておりますm(_ _ )m

前回は、九州新幹線『さくら』にて鹿児島中央に到着した所まででしたので、今回はその続きからです(;´▽`A``

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4年ぶりぐらいの鹿児島中央駅。
以前は赤く塗られていた駅舎が今では黒に変更されています。
この画像の右端にちらっと見える観覧車の下には「アミュプラザ」という商業施設が入っていて、地元の若い人に結構人気がありそうなスポットになっています。


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さて、以前来た時は鹿児島市電の全線乗り潰しを最優先にし、観光は城山公園に行ったぐらいやったんですが、今回はまずちょこっと観光、それも私の本業に合った場所に行ってみようかと。
駅前から青い巡回バス『かごしまシティビュー』で。


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バスから降り立った先は、仙巌園(せんがんえん:向かって右)と尚古集成館(しょうこしゅうせいかん:左)の前。
どちらも薩摩藩島津家ゆかりの場所。


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向いには日豊本線の線路(鹿児島-竜ヶ水間)。
そのさらに向こうには桜島があるのですが、この日の鹿児島市内は曇り時々晴れの模様で、よく見えませんね・・・


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ともあれ、まずは右手の仙巌園へ。
元々は薩摩藩主の別邸と庭園が一体になった場所で、入場料を払い門をくぐると、まずは丸に十字の紋所を付けた甲冑がお出迎え(*⌒∇⌒*)


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大きな大砲Σ(・ω・ノ)ノ!
左手の尚古集成館で製造され、幕末の薩英戦争(1864年)の際に使用されたものの模型やそうです。
この模型の背後には反射炉(製鉄施設)の跡地があります。
英国海軍の鹿児島上陸を阻止した威力は、当時としては国内最強。
この戦争で実証された薩摩軍の力はやがて徳川幕府にも向けられ、「近世」に幕を下ろし、「近代」への幕明けを主導することとなります。



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木々や花々の彩りがどこかしら南国らしいですね。



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仙巌園入園の際、庭園見学のみのコースと磯御殿見学も加えるコースのうちいずれかを選択する事になりますが、折角なので磯御殿も見学することに。
案内役のお話を伺いながら御殿内を見て回り、見学終了後はお茶とお菓子をば。


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それにしても背後に山、前には錦江湾と桜島とは何とも雄大な薩摩隼人らしい借景庭園。
そう言えば、さっきよりは桜島がよく見えてきましたね≧(´▽`)≦


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庭園内の桜はすでに若葉が見えています。


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これは仙巌園の正門。
この門前にもやはり日豊本線の線路が見えます。
どうせやったら、ここでちょっと待ちかまえたろと時刻表をパラパラ・・・言うても携帯で撮るわけですが。



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庭園内の売店で買った「両棒餅(ぢゃんぼもち)」を食べながらしばし待ちましょう。
「両棒」とは、脇に刀を二本差した侍、つまりは上級武士のこととか。
みたらし団子に似た味と食感がなかなか♪
ひとつ50円とお手軽。
もうちょっと追加で買うて来よか。



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・・・・あ、行ってもうた( ̄_ ̄ i)
吉松から鹿児島中央へ向かう観光特急『はやとの風』が正に風の如く。
まぁ、両棒餅のおいしさをお解りいただけたことと存じます(^▽^;)



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今度こそと気ぃ取り直して・・・さっきよりはましかσ(^_^;)
九州新幹線全線開通のため御役御免になった『リレーつばめ』の787系が今では日豊本線の特急『にちりん』・『きりしま』・『ひゅうが』として活躍しています。
(画像は鹿児島中央発・宮崎行の『きりしま』)


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ようやく(?)仙巌園を出て、今度は尚古集成館へ。
尚古集成館は、幕末の薩摩藩主島津斉彬によって創設され、先ほどの反射炉による製鉄・大砲などの武器製造の他、今でも鹿児島土産として人気のあるガラス工芸品の『薩摩切り子』まで、様々な物産を製造していました。
現在では薩摩藩や島津家に関する歴史資料館となっています(館内の撮影はせず)。



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一通り見学をし終えた所でもうそろそろ夕刻。
それにしてもいろんな巡回バスがありますね。


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次のバスを待つ間も、桜島をバックにまた撮ってやろうと。
と言っても、やはり相変わらずの携帯でですが(^o^;)


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今やJR九州の車輌の中でもすっかり古参となった415系。
485系も引退した今、貴重な交直流両用車輌です。


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肥薩線方面から鹿児島中央へむかう普通列車のキハ40。
さっきの『はやとの風』も元々キハ40系列の車輌ですが、えらい変わりようです。



大した画像は撮れていませんが、自分なりに満足したのでそろそろ市街地へ引き返しまひょ(*^ー^)ノ




<つづく>



・・・つづきはいつになるやらヽ(;´Д`)ノ