この度、土田 翔の画廊翠巒では初個展を開催致します。
昨年のグループ展「アマダレ」の出品作家に選出され、
画廊翠巒で初めて作品を展示。
その作品と人物の存在感に多くの方に共感を頂き、
個展を開催することとなりました。
土田 翔は、東北芸術工科大学院修了展で最優秀賞をはじめ
アートアワードトーキョー丸の内2022後藤繁雄賞受賞他、
数々の賞を受賞。
一昨年は最上川美術館で最上川芸術祭2020 ENCOUNT-最上川に刻む-
土田翔展が開催されるなど破竹の勢いで活躍しています。
土田は、現場での取材によって対象の感覚的リアルを得ながら
制作に取り組むというスタイルにこだわり続け、
山形が生んだ歴史的日本画家・小松 均の研究を下敷きに、
自らの絵画論を構築してきました。
例えば、最上川の濁流やそこに存在する風景を描くために、
あえて最上川の川の流れに体ごと入り込み、
身を任せ写生を行ったり、
花を描く上では、花畑に自身をそこに埋もれさせ、
その生気や匂い、植物のエネルギーを感じながらそれを体感する、
少々禅のような行いや境地を求めながら制作をしています。
また「現在生きて表現をする上で必要となる
リアリティを獲得するために、絵画だけでなく複数のメディアや、
身体・行為が介在する表現方法を展開する」としており、
様々なパフォーマンスやインスタレーションも多く試みています。
今回はそういった土田 翔のトレードマーク的パフォーマンスや
インスタレーションは行わず、
純粋に絵画表現のみで土田 翔の世界をご覧頂きます。
土田の作品は木製のパネル上に様々な道具と共に
描写をします。
それが大型チェーンソーや彫刻刀で削ることであったり
勿論、筆で描いたりすることだったり、箔や岩絵具をちりばめたり
様々な手法と共に、しっかりと計画的に重層的に絵具を載せたり
即興的に描いたり掘ったり、絵具をちりばめたり
そういった行為を通して、魅力的なマチエールが醸成され
命が吹き込まれていきます。
これまでは山をテーマに描くことが多かったのですが
今回は草花をテーマに描いています。
100号の新作他、今回の個展の為に取り組んでいいる
小作品も含め13点展示、ご高覧頂きます。
この機会に、今全国的に話題となっているアートの街、
群馬県前橋の地までぜひご来県、ご来廊頂けたら幸いです。
またそれでもどうしても、展覧会会場までお越しいになれない方々に
少しでも「土田 翔」の世界をご覧頂ければと
動画(YouTube)をアップ致しました。
少々画像に難はありますが、ご覧頂ければと思います。
2024年画廊企画PART7
土田 翔 展 ーGOLD PLANETSー
2024年8月17日[土]ー25日[日](20日火曜日休廊)
10:30-19:00(最終日17:00)
画廊翠巒(すいらん)
371-0801 群馬県前橋市文京町1-47-1
お問い合わせ:E-mail: suiran@suiran.com
Website : 画廊翠巒HP
土田 翔 展2024作品の購入は以下から
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