ものずき社長のお魚日記
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勢い


ものずき社長のお魚日記

ここはどこでしょう?


ものずき社長のお魚日記


ものずき社長のお魚日記


ものずき社長のお魚日記

タイ王国の首都バンコクの
王宮の一部です。

ブログを書くのも
かなり久しぶりになってしまいましたが

まあ、今年に入って
今の日本、何につけても

あまり感動することがなくて
今回久しぶりに

気持ちがポジティブになってきたので
書きます。


なぜいきなりバンコクかと言いますと

実は
豪華客船“飛鳥Ⅱ”が

アジアグランドクルーズ
1月28日~2月29日まで

クルージングに出かけており
その途中にバンコクから車で2時間くらいのところにある

レムチャバン港に寄港するということで
行くことにしたのです。

なぜ?

弊社はバンコクにある卸し会社に
魚を送っているので

そこを通じて日本から鮮魚を送って納品することにしたのです。

便利になったものです。
日本を出てから丸1日かからないで納品です。


ものずき社長のお魚日記

到着したらこの車、
不燃ごみの回収をしていました。

ちょっと日本では見かけませんね?
でもたしかISUZUとか書いてあったような・・・


ものずき社長のお魚日記
そして納品が終了の後
料理長と
次の世界一周クルーズの
食材納品についての打ち合わせです。

この日差し
タイ王国です。


ものずき社長のお魚日記

時間前後しますが
このように梱包されてバンコクの卸し会社に到着し、


ものずき社長のお魚日記


ものずき社長のお魚日記

ものずき社長のお魚日記

箱を開けて魚を取り出し
目方をチェックして

行き先別に仕分けをし、

ものずき社長のお魚日記

バイクでの配送がメインになります。

今回唖然として
バンコク市内の交通映像を撮れませんでしたが

渋滞が慢性化しており
物を運ぶのはバイクが一番なのです。

しかし車、バイク、人間
どれをとっても

交通ルールは関係ありません。
これがバンコクです。


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町中、クルマクルマであふれかえっていますが
その中でこの3輪車
があります。

そう、これがトゥクトゥクと言い

これがちょこまかちょこまかと走っているのです。
今回は観光に行ったのではないので

街の様子とかは撮りませんでしたが
とにかく屋台ばっかりで

これがみんなの食事処
なのでしょう。

さて、次に市場に行ってみました。

魚、肉、野菜、花、果物、服に至るまで
雑多に数多くの店が並んで営業していますが

気温が30℃あっても鮮魚でも肉でも
店には冷蔵庫が見当たりません。

とにかく氷です。

そして参ったのはにおいです。
生鮮肉、魚に混じって

んんん~?
何のにおいだ?

香草のレモングラスか?

とにかく今まで嗅いだことのないにおいで
そこを人々が、いやネコや犬まで

ごちゃごちゃしているのです。


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その中でも
ちょっといけてるものを撮ってみました。


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タイと言えば海老です。
これはバナメイ海老の生。

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イタヤ貝か月日貝か?


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ニュージーランドでも有名な
ムール貝の仲間
グリーンマッセル(パーナ貝)



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マナガツオに


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さばいたキャットフィッシュ(なまず)


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これはなんだ?
全長30cm以上ありそうな手長海老


あっそうかこれが
ブルースキャンピと言われるヤツだな~。


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これは加熱用に
剥いたカキ

けっこうあるじゃん、知ってるのが
あと蛤とか沢ガニとか

サワラ、イトヨリ、キスもあったな~

でもどれも水揚げ後の処理や流通の問題からか
とても刺身になるようなものはありません。

あとで聞いたのですが
タイ王国は仏教国で殺生をしてはいけないようで

魚を〆るなんてことは
普通やらないそうで

蚊やアリすらも
殺さないそうです。

宗教上の理由では
仕方ありません。

でも同じ仏教国の日本は
なんでだろう?

即殺の理論は
武士の理論からなのでしょうか?

でもこの考え方を
他国の人々に強引に押し付けることは
あってはなりません。

信教の自由は人間の権利だからです。

人類の戦争の大部分は
宗教戦争からきているから

気をつけなくてはなりません。


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ついでにいいな~!
と思ったフルーツ写真です。
これはスイカ。


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これはマンゴスチンじゃんか
大昔これの冷凍を売ったことがある。


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これは何だ!


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最近日本でもよく見かける
ドラゴンフルーツですな。

以上、市場内写真でした。


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次にバンコク駅に立ち寄ってみました。

余り数多くないですが
電車ではなくディーゼル車が走っていて

結構年代物そうだから
近寄ってよく見てみたら


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日本国有鉄道の文字が・・・
(JRではありません)

そして昭和53年

私が大学2~3年の頃だ!!

そうか、ここで余生を送っていたのですね。

なんでも
ここからシガポールまで

オリエント急行が出ているのだとか、
豪華寝台列車で

乗車代金が何十万円もするのだとか
この列車を見たら想像できません。

不思議な国であります。


ものずき社長のお魚日記

さて、本丸
実は今回の訪タイの一番の目的は

現地の卸し会社を通じて弊社から送っている
魚介類の状況と

タイ王国への日本からの納品実態
そして需要の把握

等を見極めることでした。

寿司、日本料理、ラーメン、とんかつ、

なんでもござれで


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ものずき社長のお魚日記


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特に日系企業が入っているビルだけでなく
ホテルでも日本料理は最高にもてはやされているのです。

日本円にして日給に換算すると
庶民の給料が1000円そこそこの国で

1万円、2万円の日本料理が
飛ぶように売れるのです。

ある意味富裕層との格差が
頑張るぞ!という意欲を駆り立てているのかも知れません。

輸入コストが高く
それが商品に転嫁され
高いのはわかる

でもモノがよくておいしくて
日本産だったら

それなりに売れるから
とにかく最高のものを送ってくれ!

これがタイ王国の現実です。

皆さん!目が覚めましたか?
日本の商社が海外での買付で

買い負けている話
こういうことだったのです。


さっきの話
もし、日本だったら

コストがかかって高いのはわかる。
でもそれをなんとかするのがメーカーや

卸し業者の役目だろ!
とにかく値上げは駄目だ

安くて旨くて儲かるものを探してこい!!

つでに納品の際は
正箱ではなくバラシて必要な分だけもってこい!

在庫すると会社がうるさいんだから!

とまあこんなレベルでしょう。

何が違うかって?
向こうとこちらでは目的が違うのです。

向こうでは客をよろこばせて
みんなで儲けるのが目的。

日本では
体裁にこだわって
安売りして自分だけ儲けるのが目的。

日本では先に売価を考えて
逆算して原価を出す。


ああ~日本はダメだな。

日本に帰ってきて思ったのが
みんな顔死んでるよ。

たまには
アリからキリギリスになってもいいんじゃないかな。

つまんない人生になるぞ~。

でも日本の生産者にとっては
とてもいい傾向に思えますよ。

TPP参加となれば
海外にどんどん売れます。

以上。


























































箱根駅伝

ものずき社長のお魚日記-20120102080121.jpg

皆さん
明けましておめでとうございます。

さて今年も箱根駅伝が始まりました。

我が母校の日本大学は
昨年シード落ちだけでなく
予選会すら突破出来ず

今回の出場は叶いませんでした。

毎年の年初の楽しみがなくてとても残念です。

しかしながら第一区に学連選抜チームに

日大から田村選手が出場しているので

今回は学連選抜チームを応援することにします。

田村選手は日大でもかなり良い選手と聞いています。

期待することにしよう。

頑張れ!学連選抜

あと10日


ものずき社長のお魚日記
今年もいよいよあと10日になりました。

何と言っても東日本大震災、
そして未曾有の大津波と何という年だったのでしょう。

おかげで長引く不況も出口すら見いだせない状況で

それが欧米においても一緒で
元気の良かった中国も不動産バブルが
弾けかかっているし

来年はどんな年になるのでしょうか?

上の写真、
今朝6:00の築地市場のセリバ横の通路で

下の写真は扇状をしている築地市場の
外側の弓の部分の通路です。


ものずき社長のお魚日記
そしてこの次の写真が
7:00のあるまぐろ仲卸前の写真で

ものずき社長のお魚日記
そして最後に
7:15分の扇状の要の通路です。

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何か感じませんか?
そうです、人が歩いていないのです。

12月の21日ですよ。

今から25年ほど前は
12月ともなれば市場じゅう

どこへ行っても
人と小車、ターレやトラックが入り乱れ

そこらじゅうで
『早く行けよバカヤロー』
『トラックに乗り遅れちまうじゃないか!』

『どこ止めてんだよ!』
『じゃまじゃま』

それこそ素人が歩いていたら
『どこ歩いてんだ!どけどけバカヤロー』

とまあこんな調子で
今思えばけっこう懐かしく思います。

市場内だけでなく
市場外も車の大渋滞で

それはそれは活気があったものです。

時代と共に変われば変わるものです。

良いものが売れるとか
そういう次元ではなく
全体的な景気の問題でしょう。

やっぱりここは
大きく舵をとれる政治家にやってもらわないと
ダメでしょう。



ここ何年かエコカー減税なんてやったのですから
次は農水畜産に対する優遇を実施してもらいたいもんです。

農水畜産業に直接携わっている一次産業の人々
我々のような卸売の人々

これらを取り扱っている飲食業と
この業界もけっこうな人数の国民が関与しているはずです。



ノルウェーでは自国の養殖の中心である
ノルウェーサーモン(アトランティックサーモン)

の輸出に関して
政府が応援しているのだそうです。

このアトランティックサーモンは
その他チリ、タスマニア、スコットランド、

等々各国で養殖していますが
ノルウェーの絶対は揺るがないのです。

なぜか?
航空運賃を政府が請け負っているのだそうです。

だから価格的に負けないとのことで

なぜそんなことできるのか?

政府の考え方は他国との競争に勝って
たくさん儲けてください。

そして、儲けたらたくさん税金を支払ってください。
という考え方だそうです。

とても合理的ですよね。

日本ももう国内需要は縮小の一途なのだから
TPPを推進していくつもりなら
せめて海外への輸出について考えてもらいたいものです。

ある特定大企業中心の自動車産業だけの優遇処置は
考え直していただきたいと思います。

素人的に考えてあのエコカー減税ってのは
車を売れるように誘導しているわけでしょ。

減税分は国が負担して・・・

自動車がそんなに偉いんか!!!
って言いたくもなります。



税収を上げたいなら
それなりの対応をしていかないと

ムチばかりじゃあ国民の支持は得られません。




最近よく政治家が『国民に真を問う』
とか言ってますが

私にはよく意味がわかりません。

大きな舵を取らなければならない政治家は
下々の意見まで聞いていたらいつまでたっても
物事が進みません。


政権を取った政党(リーダー)は
すでに国民の支持を得たわけですから

反論意見を言われない内に
さっさとスピーディーに計画を進めていき

結果を出せばいいんです。

そして『私らの言った通りだったろ!』
と国民に言い切ればいいだけの話です。

結果を出せない政治家ばかりだから
色々言われちゃうんでしょう。




さあ、来年はどんな年になるのでしょうか?

私は私で計画を練っています。
すぐに取り掛かれるように

見てろよ~!

てなところでしょうか。


誰かが成功したのを見て
そのあとに続く
二番煎じがいいのかも知れないけれど
私の性格には合いません。


誰かが先にやらなければならないことだ思いますし、
そこに私の生き様を残したいと思います。

次は東海大地震だとか
房総沖だ直下型とか言ってますが

はっきり言ってその時はその時です。
ほとんど運と宿命でしょう。

ただ、もしその時がやってきて
自分が死ぬ時

自分の生き様に
後悔しながら死んでいきたくないのです。

だから一生懸命
やれることはやっていく。

それだけでした。

以上。






















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