アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


1週間目  

   初めて訪れたLA。ここに来てあっという間に1週間が過ぎた。毎日が本当に新しくて、まだ見たことのないものと沢山出会えてとても楽しく過ごしている。今回は教育に焦点をあててみようと思う。 


 四日間のうち最初の二日間はすいか幼稚園、残りの二日間はアメリカ幼稚園に行って来た。まだ短期間の研修だが、様々な発見ができたと思う。
 まず一番大きな収穫は、保育をする上での英語の使い方である。個人的にはいくら日常会話ができるようになったとしても、保育の現場で使う英語とそれらは全く別物であり、新たに身につけなければならないものであると思う。現場に触れないと分からない表現の仕方が沢山あったので、これからも引き続き覚えて行きたいと思う。


 他の点について言うと、正直「アメリカの幼稚園はきっと日本の幼稚園とまるっきり違うのかな」とイメージしていたのだが、意外と日本との共通点を見つけたように思う。例えば、こどもへの話し方、ゆっくりやさしく話したり、基本的には否定しないでその子を受け止める姿勢。他にも遊具も日本と同じようにブロック、積み木、おままごとセットなど、案外日本と同じで驚いた。
逆に日本と違う点は、教室に保護者がお手伝いに来てくれることや、給食(おやつ)が日本だったら皆で同じ物を同じだけ食べるのにここでは自分で好きな物を選んでいて、もしかしたら文化の違いにつながっているのかなと思った。あとは、日本だと一人ずつ成長記録ノートがありそれを使って先生と保護者が一緒になって保育をするのだが、保育時間が短いからなのか、ここでは特にそのような物はなかった。もしかしたらここも日本の保育の考え方と違う所なのかもしれない。


 一番アメリカ幼稚園で驚いたのは、スペイン語またはタガログ語しか話せない、つまり英語が話せない子がいるということである。LAという場所柄もあるのだろうが、日本は第一言語しか持たない国なので、これは日本では起こらない問題であり非常に興味深かった。ちなみに対応策としては、英語だけでなくスペイン語で必要な時には説明してあげたり、クラスの教材もスペイン語の補助を用意したり先生も工夫をしているようだった。とても興味があるので引き続き見て行きたいと思う。


 この4日間を通して思ったのは、どの国に行っても子どもの好きなもの、好きな事は同じだということ。どこに行っても、みんなおままごともするしブロックもするしジャングルジムもみんな、みんな大好き。ある一人の子をほめれば皆同じことをしてほめてもらおうとしたり。同じように喧嘩だってする。「こども」という存在はどんなに国や言葉や環境が違くても、みんな、みんな同じなんだということに気付いた。
以上のように1週間でこれだけ色々なものを発見することができた。来週以降も引き続き積極的に吸収していきたいと思う! 
   —以上—



kenshuUSA_bunner


アメリカ幼稚園研修で英語が喋れるようになる!