ママブロネタ「日々のできごと」からの投稿
今週の月曜日と火曜日は、自閉症の子ども達のいる施設へと行きました。
日本でも自閉症の子ども達と関わったことがなく知識も乏しいため、
ちゃんと関わり合えるのか少し不安に思っていました。施設に着いてまず驚いたことは、
施設の外観や内装がとても奇麗だったことです。外はお洒落に草で覆われていたり、
風船の可愛らしいデザインが壁に描かれてあったりして、よく整備されているように思いました。
そして施設の中の壁一面が、海の中をイメージしたような作りになっていて、
全体的にうすい水色になってあり、魚や海藻が描かれていました。
外観も内装も見ていて落ち着くようなデザインに統一されていて、こういったところにも、
子ども達への配慮が感じられました。そして保育室の中は、いくつかのスペースに区切られていて、
全員で集まることのできる場所や、5人程度はいる事のできる小さい部屋、
滑り台など遊具の置いてあるプレイルームがありました。
そして机やイス、壁の角が全て丸く加工されてありました。朝の自由遊びの時間が終わったら、
全員集まり、歌を歌いながら3、4人ずつのグループに分かれ、それぞれの場所へ行きます。
そこでセラピストや先生達とトレーニングを受けていました。
指先を動かすトレーニングや発音の練習、簡単な製作等をしていました。
健常児の子どもと比べると言葉が出てこないなと感じることはありましたが、皆落ち着いていてよく話しを聞いていました。
自閉症のイメージは大声を発したり、急に走り出して教室から飛び出したりするといったイメージがありましたが、ここに来ている子ども達は皆しっかりとトレーニングをされているからか、落ち着いていて、集団行動ができていると思いました。
自閉症という障害があっても、小さい時から適切なトレーニングを受けると、こんなにもできる事が増え、社会に出る事ができるのだと思うと、早期発見や親の理解がとても大切だと思いました。
そして木曜日からはまた、すいか幼稚園の保育に入らせて頂きました。しばらくアメリカの幼稚園に研修に行っていたので、久しぶりに感じました。子ども達が、なんで昨日はいなかったの?と話しかけてきてくれたのが嬉しかったです。