アイコンママブロネタ「ママの悩み」からの投稿


宿題をしないことについて


多くの家庭で遭遇することだと思いますが、親が期待するほど、子供が宿題を自分から進んで十分に片付けることは少ないと思われます。今回は、子供が宿題をしたがらないことについて、考えてみようと思います。


先ず、子供が宿題をしない時に、親が子供にプレッシャーをかけて、子供に宿題をさせると言う風景がよくみられることです。しないから、無理にでもさせると言うことですが、子供と親との戦いになってしまい、あまり良い結果は出てきません。子供は、いやいやながらやりますが、形だけ終わらせるだけで、自分のためにも、勉強にもなっていないことが多いでしょう。


ですからもう少し違ったレベルで、問題解決を試みなければなりません。子供が宿題をしたがらない理由の一つに、問題が解らないということがあります。算数などの教科での宿題がそれにあたります。子供もはっきりそれを認識していないこともあります。やはり、このような場合は、親が子供の宿題の様子を観察し、解らないところを突き止めて、それを教えてあげるくらいの姿勢が必要であると思われます。もちろん子供が解らないことについて、叱ったりしたら、解るべきことも解らなくなってしまいます。そしてこれが次に理由の紹介になるわけです。


この2番目の子供が宿題をしたがらない理由ですが、これは、宿題に関しての親子のやり取りの質によります。親が子供に宿題をしろとプレッシャーをかけます。子供はそれに抵抗をします。このうちに親は子供を叱りだします。子供も怒ったり、傷ついたりします。このようなやり取りが何回も繰り返させると、宿題という言葉を聴いただけで、極端に言えば、吐き気がするという状態が出来上がります。今まで宿題に関して親と嫌な経験が多いと宿題をしたがらない理由になると言うことです。


その代わり、子供が宿題に関して、良い助けやある種のサポートをいつも経験したらどうでしょう。宿題が何であれ、それが良い親子関係につながるのであれば、子供は、宿題を楽しむようになります。宿題を通して、親子関係の良いところが何回も表現されることになります。子供は宿題をこなしてしまうだけでなく、親子の経験を通して、心の成長も図ることができるでしょう。


最後に、これもまたよく聞くことですが、宿題よりゲームをやりたがるという子が沢山います。ゲームの方がよい興奮になって、宿題よりぜんぜん面白いと言うことです。子供が進んで、つまらない方を選ぶことはありません。この問題は子供でも大人でも日常直面することですが、私達は、しなければならないことを先にして、楽しいことを後回しにしなければならない時を、しばしば経験します。子供もその経験を通しながら、自己のコントロールを、習得しなければなりません。宿題をするのか、ゲームをするのか、この問題のゴールは、解っていることで、それを少しずつ子供に教えていかなければなりません。その行程で、親と子の葛藤になってしまっても困ります。親のほうは、ポジティブな気持ちと態度で子供と接していきます。宿題が終わったら、ゲームをしてよいという大きなゴールに最初から至らないで、15分宿題をしたら、ゲームを15分してよい等と、子供の年に応じた方法を生み出しながら、ガイドをしていきます。結局これが行き着くところは、子供にタイムマネージメントやスケジュールの使い方を教えていることになります。これができるようになるということは、宿題をやってしまうということ以上に、大切な習得になることでしょう。





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