2011/12/10
毎年12月に、筑波山登山道のごみ拾いをしながら自然観察を楽しむこのイベント。今年は12月10日(土)に同実行委員会の企画で開催されました。わたしは、筑波山登山道でもっとも長い「薬王院コース」に参加。お子様連れやご夫婦など一般参加者と、大学生のスタッフあわせて約20名が一団となって、薬王院を10時にスタート。
前日の降雪で濡れた登山道、心臓やぶりの急階段、雪で覆われた自然研究路と変化に富んだワイルドな山道を登りながらのごみ探し。でも、ほとんど拾うことができませんでした。雪のせいもありますが、このコースを歩く登山者の方がいつもごみを拾ってくださっているお蔭です。途中、同行の環境アドバイザーから、枯葉の上で日光浴するトビナナフシ、高級楊枝の材料になるクロモジや、暖地性のフユイチゴ、野鳥などについて説明があり、熱心に聞き入っていました。
標高650mを超えるところから雪も多くなり、自然研究路では、まるで雪国の雑木林を歩いているようで、とても気持ち良かったです。
御幸ケ原で、他のコースの参加者たちと合流、記念撮影して解散となりました。
この日は降雪後の快晴と天気にも恵まれ、眼下に真壁の市街地、加波山、日光連山などがくっきりと眺められました。
御幸ケ原からの眺望
また来年も開催するとのことですので、興味のある方、ぜひご参加ください。