「早く抜いたほうがいいですよ」と言われていても、
自覚症状がなかったり、症状があっても一時的だったりして
「本当に抜かないといけないのかなぁ」とつい疑問だらけになりがちなのが、
親知らずの抜歯です
歯を抜くとなると、どうしても身構えてしまいますよね。
私自身もいざ、自分がと考えると躊躇してしまいます
でも、「怖いし、痛いし、忙しいし…」とつい先延ばしにしていると
大事な隣の歯まで失ってしまうこともあるんです
こうなる前に抜きましょう
代表的なトラブルを3ケースご紹介したいと思います。
その1 隣の歯がむし歯に
細菌や食べかすが親知らずの下に入り込むと、取り除くのが
むずかしく、不潔になりやすいためにむし歯ができてしまいます。
しかも、このむし歯は歯ぐきの下にでき、外から見えにくく、
気づいた時には大きく広がっていることもあります。
治療方法
親知らずを抜いてからむし歯の治療をすることになり、
歯ぐきの下にできたむし歯の治療は大がかりになりがちです。
というのも、歯ぐきの下はつねに唾液で湿っていて、治療時に
歯ぐきを切るので出血をともないます。
すると、水分や血液が邪魔をして、接着剤を使って外側からつめることが
困難になってしまうからです。
むし歯があまりに広範囲な場合は、最悪の場合抜歯が必要なことも
あります。
親知らずが原因で、一生使っていきたい大切な奥歯を失ってしまうのは
もったいないですね。
その2・3はまた後日アップしていきます