夏生さんは今、
世界中を旅しているそうです。
そんな私の友人、
親愛なる岡本夏生さんのブログに
旅の中で感じたことが綴られています。
以下、
夏生さんのブログを
是非読んでください
岡本夏生さんオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/okamoto-natsuki/day-20140124.html
二酸化炭素ガスで窒息死させられている
日本のかわいそうな動物たち。
そんな恐ろしいことが繰り返されている
悪の元凶は、
悪質なペット業者と、
そんなモラルなきビジネスの
スパイラルに巻き込まれ
命を衝動買いし、
安易に飼養放棄する消費者にあります。
これをくい止める方法は、
人のモラルに訴えるだけでは
限界があることを
皆さんも感じておられることと思います。
ペットの命が
簡単に売り買いできないようにするしかない!
大量に生産され、
オークションに出される
ペットたちを生業にする
悪質な繁殖業者、
生体展示販売の蛇口を絞めるしか
方法がないことも、
日本の現状と海外を比較すれば
すぐに理解できるはずなのです。
昨年、
自民党の牧原大臣政務官が
『人と動物が幸せに暮らす
社会の実現プロジェクト
~犬猫の殺処分0を目指す「牧原プラン」~』
を立ち上げられました。
環境省で先日も、
第三回目の会議が行われました。
私と浅田美代子さんは
1回目と三回目に参加しています。
2回目には海外からも
英国王立虐待防止協会の方をお招きし、
意見交換されています。
『殺処分を0にするということで重要なのは、
動物の供給側を見なければいけない。
日本では、
ペットショップやブリーダからの動物の供給が多すぎるから、
いらなくなる動物が増えてしまう。』
ということは明白な事実で、
海外の専門家も
私たち動物愛護活動家や愛護家も
皆の共通認識です。
イギリスでも、1980年代は、
多くのペットショップがあったそうで、
そのペットショップから犬猫を引き取って
安楽死させることが多かったそうです。
生体展示販売にはたくさんの問題があるため、
政府が動物保護法の飼養基準を強化させていき、
動物福祉という観点から
非常に厳しい基準になったのです。
ペットショップは許可性であり、
ペットショップが基準を満たすことができなくなり、
その結果、10年後には、
イギリスの町からペットショップがなくなり、
動物を飼いたい人は、
保護施設から引き取るしか
動物を飼うことができなくなったのです。
このように、海外の動物愛護の歩みを見ても、
殺処分0のために
何が急務かがわかります。
動物を飼うときの
保護施設という選択肢があることを知らせようが
人のモラルに訴えようが
とにかく、
業者に厳しい基準や規制を設けないかぎり
殺処分0が実現しないことは
何度も言うようですが、明白なのです。
これほど明白な事実と、
海外の成功例があるにもかかわらず
どれだけ皆が訴えようと
なかなか敏速に進んでいかないこの現状の背景に、
業者の抵抗勢力に配慮している
何かしらの力があることを感じます。
本当に思いを持っている
私たち動物愛護活動家や愛護家は
そんな力を振り払えるほどの
大きな組織作りをして
政治家へ訴えていかなければと考えます。
ある大手ペットショップのオーナーが
言っていたそうです
「ブリーダーに免許なんて必要ないんだよ」
本当にふざけたヤツです!
いつか必ず
いや、近い未来に必ず
この現状を変えてやりましょう
せめて東京オリンピックまでに整備することが
開催国としてのあるべき姿だと思います。