★都庁職員の心配な対応~放射能瓦礫焼却について | ★STOP!放射能ガレキ全国拡散!玄海、泊~全原発!子供虐殺!不妊ワクチン&殺精子コーン&六ケ所&祝島

★都庁職員の心配な対応~放射能瓦礫焼却について

がれきの件NHKの番組でも取り上げられるように
http://www.nhk.or.jp/fukayomi/backnumber/110827.html

東京都はがれきの受け入れを表明し、早ければ10月から焼却開始予定
http://onodekita.sblo.jp/article/47441207.html

以下は、都庁に電話してみた方の報告です。

☆☆☆☆☆

8月28日、東京都廃棄物対策部一般廃棄物対策課 O田様とお話ししました。
都は職員が多く、仕事が分散されていることもあり、1人の担当者と話してもその人では分からない。。。何か隠しているというよりは本当に知らない?

☆☆☆

Q. 東京都はどこまで受け入れの処理が進んでいるのか?
A. 現在、東京都は(受け入れ予定先の)岩手・宮城で、がれきの焼却実験を行っている。用いている炉は、東京都の炉と同じ、バグフィルター&排ガス吸着能力付き。
この実験の結果次第で、東京都にがれきを持ち込み、焼却実験を行う。東京都のどの炉で行うかや実験の時期は未定。(実験の進み具合、データの結果次第。)

Q. 東京都の受け入れ量は?
A. 未定。

Q.東京都で受け入れを表明しているのは?
A. 「東京23区清掃一部事務組合」「多摩市町村及び一部事務組合」「1都3県産廃処
理施設」の3つ。どこでどれだけ受け入れるのかは、未定。

東京23区清掃一部事務組合の焼却施設一覧
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/koujou/koujou.html

多摩市町村及び一部事務組合 焼却施設(はっきりした一覧は見つからず。↓のページが一番近い情報だと思います。)
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/resource/contact/garbage/incineration_facilities_list.html

1都3県産廃処理施設
一都三県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)の区域内にある施設だが、どこだか分からない。
(=この施設内に「受け入れ可能」と国へアンケートを回答した担当者がいるはずなので、責任の所在地は明確だと思うのだが、たぶん実務者レベルでは知らない。)

Q. 東京都が都として持っている焼却炉はある?
A. ない。瓦礫の受け入れ・焼却の最終決定の権限は、各自治体及び団体にある。

(感想→ 受け入れ反対はそれぞれの自治体・団体に行わなければならない。計画はトップダウンで進められているようなので、都知事石原さんへの請願も必要。)


Q. がれきを焼却するか決める、放射能含有基準値は?
A. 分からない。決まっていない。
(。。多分知らないだけ。)
国が出している基準値としては、焼却した後に埋立られる灰が8000ベクレル/kg以下ということだけ。
(この人は、26日に法律が成立して27日に環境省が埋め立て基準値を10万ベクレル/kgに変えたことも知らなかった。)

Q. がれき測定はいつ行う?
A. 岩手・宮城からがれきを運び出す時点で、また東京に受け入れる時点で、2回測定する。(「2回だけ?」というよりは、「2回も行うんですよ」と自信を持ってい
た。)

Q. これからの受け入れ処理のスケジュールは?
A. 今まだスケジュール表を作成中。実務を進めながら話し合いをしている。産業廃棄物は産業廃棄物対策課に聞かないと分からない。

Q. この件は、どこが総括している?
A. 廃棄物担当部。一般廃棄物担当課も産業廃棄物対策課も、この中に入っている。

Q. 現在東京都ががれきを受け入れるため岩手や宮城で焼却実験をしていることは、誰も知らないと思う。
東京都内で焼却実験をするとき及びがれきを本格的に受け入れる際には、事前に都民に知らせるのか?
A. 秘密裏にやることはないと「思う」。「たぶん」、プレス発表もあるのでは。

Q. 現在の東京都内のごみ焼却時の放射能測定の結果は?
A.
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/shisetsukanri.html

Q. 東京都民の反応は?
A. AERAの雑誌が出たときは2,3人電話があったが、根ほり葉ほり聞かれたのは初めて。

☆☆☆☆

(がれきを全国で焼却すると放射性物質が凝縮された灰が、日本全国にところ構わず埋め立てられる。
セメントに固めたりなどすれば30年は地下でも漏れない、埋めた後は周りの地下水への影響や土壌汚染の結果も測定していく、と8月26日の法律制制定時は述べているが、過去を振り返ると汚染が漏れる事故はたくさん発生している。
水が汚れ、土が汚れ、川が汚れ、海が汚れていく。
廃棄物は、発生した自治体で処理するのが原則。
今回の震災では廃棄物が多すぎ、焼却処理に時間がかかる。
いったん受け入れてしまうと、それはその自治体のごみとして処理しなければならない。その土地に埋めなければならない。)