玄海再稼働 菅 知らず 2 ~国会質疑 | ★STOP!放射能ガレキ全国拡散!玄海、泊~全原発!子供虐殺!不妊ワクチン&殺精子コーン&六ケ所&祝島

玄海再稼働 菅 知らず 2 ~国会質疑

細野「私は原子力安全委員会も所管をしておりますので、私の方から答弁をさせていただきたい。菅総理とも様々話をいたしまして、現在私は担当大臣としまして、斑目原子力安全委員長に次のように要請いたしております。玄海原子力発電所の再稼働については、最初に塩崎議員がおっしゃったとおり様々な議論があります。そのため、原子力発電所の安全性を確認するため、原子力安全委員会に統合的な安全評価を実施、すなわちストレステストの実施について指導的な役割を果たして貰い、委員会としての見解をしっかり示して頂きたい。こういう要請を、担当大臣として私から原子力安全委員会委員長である斑目委員長の方にしているということをお答え申し上げる。」

予算委員長「塩崎さんに、要するに担当大臣が再開を求めて知事に会われ、総理にお越しくださいと言われ、総理はいろんな仕組みができてからなら行くとおっしゃっている。
そうするとちょっとここがおかしいんじゃないかと。
海江田君もう一度答えて。今も斑目くんの名前がでましたが、それじゃあ決めてないのに要請に行ったのか、あなたの言いたいことはまことそのとおりなのか。」

海江田「私はまず玄海の2号機3号機の安全性についてはしっかりと確認をしてございます、しかし先生のご意見にもございましたけれど、この私どもの安全宣言といったものがこれが保安院に対するいろんな世の中の評価もございます。ですから、わたしどもだけで安全ですということをいうんではなしに、
例えば玄海の町長は大変ありがたいことに私どもの言うことに理解を示して頂いたわけですが、
その周辺の他の市町村の方々などではまだ理解を頂いていないということもございますので、そういう方々にもご理解が頂けるように納得のいくような形での安心を得るための、先ほど細野大臣からもお話ありましたけれども、私どもだけでない安全委員会からのご指摘も頂こうと考えたわけであります。そうした過程の中で総理にもお出ましの必要があればお出ましをいただこうということでござ
います。」

塩崎「私はね、新しい枠組みができるかどうかの話を聞いてるんじゃないんですよ。今度行きますか、と聞いているだけなんですから。こんな時間を取らないでくださいよ。
本来ね、なんで、総理とか海江田大臣が「私が責任取って決めるだなんで、政治が決める」
とかと言ったって、国民は信用しないんだから、いくら緊急安全対策やったって、シビアアクシデントの対応やったって、それでも皆さんは心配しているわけです。なぜかって言ったら、福島の原発がまだ安定化してないんだから。ねっ、なんで起きたかわかってないんだから。分かってなくてやってるだけなんですよ。だからどうするかということが問題。
ですから、本当は安全基準を暫定的に今作って、今というのはもうとっくにやってないといけないんですよ。すぐに、54基全部見直すという議論、デューデリジェンスをやる。
そして新しい基準のストレステストも当然やるということでその基準にあったら、再開、継続してもいい、あるいはやっぱりこれはちょっと止めて貰おうということに、当たり前ですから。
 それを今までやってないで、これからストレステストの仕組みを作ります、なんて言ったら、大体遅いんですよあなたたちは、本当に遅い、世界がぶったまげるぐらい遅いんですからね。
 はっきりしていることは、玄海にはもう再開してくれ、と言っちゃっているわけです。
それが総理の意向を受けてないんじゃないかという感じはみんな受けた。これは佐賀県のみんなは非常に心配になったはずです。
そしてまた我々、伊方原発を抱えている我々だってね、私どもの地元もみんな非常に心配していますよ菅政権の思いつき原発政策に不安を持ってですね。
 例えばそれで、私どもの知事もね、事業者による十分な地震対策とともに国による新しい安全基準が確立されることが運転再開の条件なんですね。だから今なんにもそういう条件が整っていない中で玄海ではやってくれってね、こんな事やってんですね、ですから結局これでは皆さんの不安は全然解消できないんですよ。やっぱりそういうちゃんとした暫定的にまずやって、そして事故調査委員会、我々国会に作ろうと今努力していますが、こ
れもきちっとやって今度は本格的な安全基準を作っていくことが当然やらなければいけないと思うんですね。。。今日斑目さんに来て貰ってるけどね。
今の安全基準というのは例えば全交流電源の長期間の喪失は考慮しなくていいって書いてあるわけね。こういうものをそのままにして、応急的なことをやっているだけで、私はいいわけがないと、じゃあ今回の安全宣言は斑目さん、事前に聞いて了解をしたんですか。」

斑目「原子力安全委員会としては、緊急安全対策そのものは、これはより安全な方に向かうということで是としております。しかしながら総合的に観て、それでどれだけ安全正が向上したのか、という評価が欠けているということで、そういう評価をやってください、
という風に、安全保安院にはずーっと申し伝えているところ、まだ答えがなかったという現状でございます。」

塩崎「じゃあ18日の安全宣言は事前に観て了解をしたんですか、って質問ですよ。」

斑目「事前には観ておりません。」

塩崎「またまた国民は不安になったと思うんですね。つまり総理も事前に聞いていない ほとんど知らない、そして安全委員長も相談にあずかっていないまま安全宣言つまり、この再起動をしてください、おまけに、パネルを出してください。
これはまさに安全宣言と言われている、海江田さんのものに入っているものでありますけれども、これをみると、原子力は化石エネルギー再生エネルギー省エネルギーと並んで我が国の未来のエネルギーを担う重要な4つの柱の一つだ、電力制約は我が国の成長にとって最大の課題。ね、ここまではエネルギー政策、経済政策としてきわめて正しいことだけどその下に、従って我が国の今後の発展のためにも原子力発電所の再起動を是非お願
いしたい。
保安院を独立させるなんて話もあるけれども、これ一体、どの帽子を被って保安院は言っているのかと言ったら、経済のために再起動をしてくれ。これだけ言っているように聞こえますよ。こちら前段に他のものが入っていること分かってますよ。だけど結論がそのようになっているから、まさに利益相反を自ら起こしているということであって、だからこそ
経産大臣をいま所管をエネルギーも経済も、安全も観ているというところにこういう矛盾が出てくる。
 再起動は非常に重要だということはさきほど言った通りです。だけど、安全をどうみなさんが納得するか、ということは、今総理も知らない、安全委員長も知らないということが分かったので、皆さんもこれはよーく考えなければいけないと思いますよ。。