シュガーボーイ 仙台路上ミュージシャン

シュガーボーイ 仙台路上ミュージシャン

シュガーボーイの自己実現の過程をリアルタイムで映し出したブログです。

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お久しぶりです。
シュガーボーイです。
なかなか、ばたばたしていて、ブログ更新できず申し訳ありませんでした。


2017年に僕は「天才とタッグを組みます。」
といった内容のブログを書いたんですが、
その彼と2017年は何曲かデモ音源を製作してきました。

その中で、完成まで至ったのは、2曲だけだったのですが、その2曲のデモ音源を送ったことがきっかけで、スガシカオさんのオープニングアクトに出演することができました。


そこでは何を歌ったのか、
なぜ鳥取での演奏だったのか、
今後の音楽活動はどうするのか、


そういったことをまた、少しずつこのブログを通じて、書いていけたらと思っています。

sugarboy



漫勉という、NHKの番組がある。
僕の家にテレビは無いが、その番組については、知っている。

浦沢直樹という漫画家が、有名な漫画家を毎回ゲストに迎え、ゲストが漫画を描くそのペン先を、何台ものカメラで捉えたその映像を2人で観ながら、あーでもないこーでもないと。
絵に対する2人の情熱トークが始まるわけで。

僕はそのゲストを知らなければ、浦沢直樹という漫画家のことすら、何も知らない。

周りの人に、こんないい番組があり、浦沢直樹が...なんて話をすると。

ああ、21世紀少年の...。

なんて、返答が返ってくるのだが、
それに僕は何も反応できない。


んーー。知らない。
だって、読んだことも見たことも無いのだもの。


僕が語れるのは、
ビリージョエルやギルバートオサリバンみたいなピアノ弾きや、
イーグルスやトト、といったアーティストくらいであって、
漫画のことは何一つわからないのだ。

しかし、そこではなく、
ひとつの作品を作り上げるその過程を観るのは、音楽に限らず、興味がある。

昔から、
鍛治職人がひとつの刀を作り上げるその工程なんかには、テレビの画面をじっと観続けるほどに、その映像に夢中になってしまう。

時計職人が机を齧り、頭を固定させながら、ルーペからの情報だけをたよりに、複雑で精巧ながらも、無駄など一切ない、ひとつの時計を作り上げるその姿は忘れることができない。

机からしてみれば、いい迷惑だっただろうか。。。

いや、そんなことは絶対にない。

言葉は喋らないものの、じっと耐え抜くことでその職人を長年にわたり支え続けてきたし、これからも、その道を選択するのだろう。


そして、その職人が死んだ時、
その机がこの世界において、不恰好でもはや、何の意味もなさなくなった時、
それをその職人のこどもや孫は生活のスペースを確保するだけのために、あっけなく粗大ゴミにしてしまう。

そんなことがあるのだろうか。

僕はそんなことはあってはならないと思うし、きっと、その子もそう想っているに違いない。


2つのペンを使い分けるゲストに、

その使い分けの、ある一定のルールが見当たらないと、浦沢直樹は言う。

ゲストは言う。

ルールなどない。
なんだか上手く描けないと感じた時、ペンを変えるのだと。


素人からすれば、気分を変えるためにペンを変えているのかと、勝手な推測をしてしまうものだが、

きっとそれだけじゃなく、もっと深い意味合いがそこにはあるのだろう。


残念ながら放送の中では、その深い意味合いまで紹介されることはなかったが、

きっともっとあるはずだと、思案することが至福の時だったりする。

結局何が言いたいかというと、やはり、ひとつの作品には考え抜かれた思考による行動の賜物であることは間違いないが、
そこには必ず偶発的な何かが加わり完成しているもの。
作り手はいつもその完成した作品を明確にはイメージできず、
だからこそ、出来上がったそれを目の前に、作り手自身も感動していたりするのだ。


僕で言えば、
それは作曲かもしれないし、
ひとつひとつのライブかもしれない。


僕が3月にバーテイクでやったライブは、
個人的には3/14が一番良かったかなと。

そして、バーテイクでの僕の音を聴いてくれという、ブログを読み、
路上ライブでのお客さんが足を運んで来てくれたことが本当に嬉しかった。

路上ライブでは表現できない音がそこにはあったはずだし、その音を聴いて欲しかったから。


僕はもーすぐ仙台を離れ、新しい環境で自分の音楽と向き合っていく。


また逢う日まで。

sugarboy

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photo by 高橋聡


僕はミシュランの三つ星レストランで食事をしたことがないし、
今まで口にしたもので、そこまで高級なものはないかもしれない。

でも、美味しいものなら結構知っていて、
僕は山菜とかタケノコとか、そういったものを使った田舎料理とかが好きで、

去年食べて、最も美味しかったのは、
ある方に作ってもらった、
むかごのかき揚げをお茶漬けみたいにして食べるんだけど、
あれが最強に美味かった。

むかごって僕最初は苦手で、
実家の横に住んでた婆ちゃんが採ってくれるのを毎年食べてて、
たしか、出汁とか醤油とかで、煮立たせただけみたいなやつを食べてて、
変な味だなーなんて最初は思っていたんだけど、
だんだん、その素朴な味が好きになっていって。
でも、あんな風にかき揚げにしてあるむかごは、
なんだろー。
本当にその素朴な味しかしないはずのむかごの良いところだけを残して、もっともっとゴージャスな高級感溢るる味になってるんだよなー。
また食べたいなー。


一方で、何を食べるというよりも、
どこで食べる?誰と食べる?

それでまた、感じ方は変わってきて、
昨日はそういった意味でも、めちゃくちゃ幸せなひと時を味わった。

昨日は昨年末に共演した、仙台のシンガーソングライターの遠藤翔太くんと久々に会って、食べて、呑んでってしたんだけど、

本当にベロベロになって、フラフラになるまで呑んでしまった笑

でも本当に最高なひと時だった。

幸せっていうのは、こういった瞬間を指す言葉なんだなーなんて、思いながら、
心からその空間を楽しんだ。

彼が今年1発目に発表したこの曲、
昨日は生でも軽く歌ってくれたんだけど、やっぱりかっこよかった。

雨に濡れたくなきゃそこにいなさい。
いやー、誰もが一度は口にしてみたくなるようないいフレーズだなー。


やっぱり、音楽はかっこよくなきゃね。


そして、僕が昨日発表した
 暗がりのプロモーション動画。
もう見てくれましたか?


僕的には普通の動画撮ってもなー。
ということで、あえてギターを持たず、
ただただ、音楽の持つビートに合わせて歌ってみた。

別にこれはミュージックビデオ
とかではないんだけど、
とにかく、この楽曲のもつ世界観を、
音だけで感じるのではなく、
映像もありきで感じてもらえたらなーと思って撮影しました。

ただただ感じるままに
音楽に合わせて身体を動かす。
自分がライブハウスやクラブで音楽を聴くときは、僕は大体こーゆうスタイル。

音楽を楽しむためには、ダンスなんかもできたら、やっぱりいいんだけど、
僕は踊れないから。

だから、自分の息子には、ピアノだけでなく、ダンスも少し習わせます。

あっ、息子ができたらの話ね。いないんで笑


そして。最後に、
ここ、2日くんくらいで、
新たに6名くらいかな。
3/9の岩沼でのライブや、
3/14,3/20のBartakeでのライブの予約が入りました。

ありがとう!

またみんなに会えるのを楽しみにしています!

sugarboy