こんばんは。
 
宗教団体「幸福の科学」に出家し、法名「千眼美子(せんげんよしこ)を授かった若手女優の清水富美加さんのことで話題が豊富だ。
しかも「暴露本」の出版といい、実に巧妙に準備していた感が否めない。
 
「幸福の科学」が、いいとか悪いとかの話ではなく、今夜はカルト宗教全般について考察してみたい。
 
宗教を持たない人が圧倒的に多い日本。
と言うと、「そんなはずない」「エエェ~」って声が聞こえてきそうだ。
少ないとは言え、信仰を生き方の指針や心の支えとしている人はいます。
僕も無宗教、無信心だったのですが、母親の死をきっかけに仏壇に手を合わすようになった。
ご飯を炊けば、炊きたてを仏壇に供えるし、樒(しきび)の花も切らさないようにしている。
 
宗教の中にはいわゆる「カルト」と呼ばれるものがある。

カルトという言葉は、以前「新しい宗教」という意味を持っていましたが、最近では「危険性、反社会性」などを示すようになってきています。

 



カルトとして一番有名なのは、オウム真理教でしょう。

実際に悪質な事件を起こしていますし、これをきっかけに日本国民の宗教への偏見も強まったことと思います。

宗教自体を悪く思うというのは、ちょっと視野が狭い意見。

だが、その宗教の本質を見定めなければ、あなたも被害者になってしまう可能性もあります。

 

女性は宗教にのめりこみやすい。

こういうの聞いたことがないですか?

女性の全てが宗教にはまってしまうタイプだとは、もちろん言えません。

しかし、男性よりも女性のほうが信仰を持っている人が多く、男性よりも宗教に勧誘されやすく、入信しやすいからだと言われています。

 

一番に挙げられる原因は「専業主婦」や「子育て」にあります。

専業主婦で新興宗教に入信している人を、実際に何人も目にしています。

男性は、自分の力でお金を稼ぎ、家族を養っているという「絶対的自信」を持っていることが多いです。

それに対し女性は専業主婦になると、何でも自分のことを後回しにし、子供や夫を優先し、家の中のことに徹します。

もちろんこんなタイプではない専業主婦の方もいるでしょうが、昔ながらのお嫁さんタイプの女性は、忍耐力や忍従を基盤に生活していることがあります。

そんな場合、自分でも自分らしく活躍できる場所を探すようになってくる場合があります。

そこで出会うたくさんの人や、教えに心奪われてしまうことは稀ではありません。

 

子育てに関しては「閉鎖された空間」「子育てへの不安」がネックになっています。

子供がいると自分の自由な時間がとれず、ストレスになります。

それに加え自分の子育てが成功なのか、という先の見えない不安を抱えている人も多いので、落とし穴に落ちると言われています。

 

男性は、結婚すると妻を自分の母親と重ねて見る部分が少なからずあります。

家のことを全て任せ、自分の身の周りの世話を妻に任せている男性は多いでしょう。

女性はどうでしょうか。

子供が生まれれば、自分が親であるという責任感が24時間365日付きまといます。

男性のように、家に帰れば温かいご飯とお風呂が準備されている、なんてことはありません。

これが、心のどこかで自分を包み込んでくれる存在を探している、ということに繋がる可能性が高いです。

 

心の拠り所や、哲学を持つことは悪いことではありません。

自分の生き方についてしっかり考えている証拠であり、賞賛されるべきとも言えます。

しかし、のめりこんでしまうと常識的ではない部分までも「素晴らしい」と思ってしまうことがあります。

それが「マインドコントロール」です。

政治や国家に対しての反社会的思想、オウム真理教がそうだったように、普通に考えれば間違っているやり方でもマインドコントロールされていることで、実行に移してしまう危険。

特に女性は、男性よりも体力的にも正確的にも控え目な人が多いので、勧誘・洗脳もしやすいと言われています。

 

お金を要求される宗教団体は危険。

先祖の供養のため、宗教研修のため、その目録は様々ですが、高額なお金を必要とする宗教団体に、正しいものはないと思ってください。

宗教とは、求めるもの全てに門が開かれていなければならないもの。

それなのに、お金が用意できなければ活動できないなんて、おかしいと考えましょう。

 

中には、消費者金融に借金してまで宗教団体への寄付や供養をする人がいます。

冷静に考えればおかしいと分かるものの、マインドコントロールされていると全く疑問に思わなくなってしまうのです。

まず最初に、宗教への入信を検討するのであれば「お金」を要求された時点で疑いの目を持たなくてはなりません。

 

 

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