こんばんは。
休日って時間が経つのが異様に早い(笑)
充実しているといえばそれまだだけどね。
大韓民国(韓国)が経済協力開発機構(OECD)34のOECD加盟国の教科書地図に「東海」をロビー活動でゴリ押しをしていたが、結果、不発に終わったようだ。
そこで、「日本海」の由来を紹介しておこう。
『日本海』という呼称は、ロシアのクルゼンシュテルンが1815年に出版した海図に由来する。
中国でも『日本海』。朝鮮半島では『東海』と言う。
クルゼンシュテルン
ロシア使節レザノフ帰国時の、ナデジタ号艦長。
その帰途1805年に樺太東海岸を測量(この時レザノフは幕府と国交を結べなかった腹いせに日本の漁船・番所を攻撃)。
次いで樺太東北海岸を測量。
樺太をサハリン半島と誤認したまま1813年「クルゼンシュテルン世界周航図録」を出版した。
朝鮮半島以外のすべての国で使われている国際名称を、朝鮮半島でのみ使われている名称に改称しろ、という韓国の主張はサッパリ意味不明だ。
17世紀初頭のイタリア人宣教師の手による世界地図にも日本海と表記されている。
イタリア人宣教師の手による世界地図
マテオ=リッチ「坤輿万国全図」。
1602年に北京で刊行。
当時の世界地理にイエズス会独自の東方地理知識を加え、漢訳された世界地図。
漢字表記と太平洋中心の設計は日本人にもなじみやすく、江戸時代における地理観を大きく変化させたと言われています。
韓国の道理が通用するなら、「北海」にイギリスが「いや東海だ!」と異議を申し立てることだってできるはずだが、聞いたことすらない(笑)
世界共通の認識
日本海について、どこまでをその範囲とするかについては、四つの海峡(対馬、津軽、宗谷及び間宮)で線引きするものをはじめ区分する目的によりいろいろな線引き方法があり確定的なものはありませんが、航海安全のため海図等の水路図誌の統一と普及等を目的として設置された「国際水路機関」が、海図等を作成する業務の便宜上“いかなる法的、政治的意味を含むものではない”として、世界の海洋と海の境界の線引きを行ったものがあります。
それによれば、日本海の範囲は北界を間宮海峡とし、南界は九州西岸から済州島をとおり朝鮮半島西岸端に引いた線で、ユーラシア大陸と日本列島に囲まれた海域としています。
- 北界:
- ロシア本土のSushcheva岬からサハリン西岸のTuik岬(51°45′N)とを結ぶ線。
- 東界:
- サハリン南西岸Kuznetsova 岬(46°02′40″N, 141°55′10″E)と、北海道北西端の野寒布岬(45°26′50″N, 141°39′E)とを結ぶ線。
- 野寒布岬から南西方に北海道西岸に沿い、北海道南岸の恵山岬(41°48′12″N, 141°11′24″E)の東端と結ぶ線。
- 恵山岬の南東方、本州の北東端尻屋埼(41°25′43″N, 141°27′54″E)と結ぶ線。
- 尻屋埼から南西方に本州の西岸に沿い、本州北西岸の村崎鼻(34°01′18″N, 130°54′24″E)と結ぶ線。
- 村崎鼻から南西方に六連島(33°58′20″N、 130&176;52′E )と馬島(33°58′N, 130°51′15″E)をとおり、九州北岸八幡岬(33°55′52″N, 130°43′50″E)を結び、八幡岬から南西方向に九州西岸に沿い野母埼(32°34′N, 129°44′30″E)を結ぶ線。
- 南界:
- 野母埼から西方に、福江島(32°34″15″N, 128°46′30″E)の笠山鼻南端と結ぶ線。
- 福江島の南端から北西方向、この島の南西端大瀬埼(32°36′35″N, 128°36′30″E)の南端と結ぶ線。
- 大瀬埼から北西方向、済州島の南端Punam岬(33°11′30″N, 126°17′30″E)を結ぶ線。
- Punam岬から北西方向に、この島の西端(33°17′15″N, 126°09′45″E)を結ぶ線。
- 済州島の西端から北西方向にKan Rock(34°12′25″N、 125°48′E)とOg島(34°21′40″N, 126°00′50″E)の北端とJin島(34°25′10″N, 126°05′25″E)の西端を結ぶ線。
- Jin島の西端から北東に、この島の東岸に沿って北端(34°35′20″N, 126°05′25″E)を結ぶ線。
- Jin島の北端から北東に、朝鮮半島の南西岸の地点(34°35′50″N, 126°16′50″E)と結ぶ線。
- 西界:
- アジア沿岸、朝鮮半島の南西岸の地点(34°35′50″N, 126°16′50″E)から北東に、ロシア沿岸 Belkina岬(45°49′15″N, 137°41′30″E)と結ぶ線。
国際条約や国家間の合意を守れない韓国民に、こんな難しい数字を並べても理解できないのだろうけど、世界常識を書いておきます。。