重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にご注意を | ぬくみずのシュガーな日々。

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はじめまして。
三田シュガー動物病院の看板猫、ぬくみずです。
院長やスタッフ、たまにぬくみずも書いてます。

こんにちはひまーり獣医師の橋田ですあしあと

 

 

皆様体調は崩されていないでしょうか?今年の夏は非常に暑い日が続いていますね〜たいよう

 

 

今年は特に下痢、嘔吐、食欲不振のわんちゃん、ねこちゃんが多いですガーン熱中症にも十分お気をつけ下さい汗

 

 

 

この間、ニュースでマダニからウイルス感染した野良猫に女性が噛まれ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)で亡くなったとの報道がありました。

 

 

SFTSはブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類されるダニ媒介性のウイルスで、人では発熱や消化器症状、頭痛、筋肉痛、リンパ節腫脹、血小板減少等の症状を引き起こすことが知られています。現時点での発生は西日本に集中しているそうです。

 

 

以前にもダニに刺された人がこのウイルスに感染し、亡くなられたとの報告があり新聞やニュースでも取り上げられていました。

 

 

今回は以前と何が違うかというと、同じウイルスではありますが感染したほ乳類から人への直接感染が起こったという点です!!哺乳動物に噛まれて直接このウイルスが感染するなんて恐ろしすぎますよね汗

 

 

おうちのわんちゃん、ねこちゃんはノミ・マダニ予防をされているでしょうか?

 

 

感染した犬や猫には明らかな臨床症状は特に認められないため、マダニからウイルスが感染しないようにノミ・マダニ予防を積極的に行なうことをお勧め致します三毛猫チワワ黒