先日、読書討論コースに参加した生徒たちに
3日間で本一冊まるごと読んでくるように伝えました。
おそらく日本語の書籍を一冊まるまる短期間で読む宿題なんて
彼らにしてみたら初めてのことだったのでしょう。
「こんなの読めるはずがない!難しすぎる!」
などと家に帰るなり、彼らは文句ばかり言っていたそうです(お母さん談)笑
その後、読書そっちのけでテレビを見始めたので
お母さんは危険を察知し、緊急で家族会議を招集。
そして、お母さんのお説教に負け、しぶしぶと本を読み始めた生徒たち(笑)
すると、「つまらなさそうな分厚い本」に
すっかりはまり、すぐに全部読み終えてしまったそうです。
「先生はなんでこんな宿題だしたの!」となっていたのが
「先生って良い本知ってるねぇ」と最終的にはなったそうです。
私の知らぬうちに
悪者からヒーローにと
めまぐるしいことになっていたようです(笑)
そんな訳で、彼らは宿題もしっかりこなし
授業では積極的に討論に参加してくれました。
お母さんにお礼を言われたのですが
これは、お母さんの功績ですよね。
家族会議の招集がなければ、子どもたちも本を手にすることはなかった訳ですから。
それにしても私自身、改めて本の力を認識しました。
面白い本、ワクワクする本、次が気になって仕方ない本。
こんな本に一冊でも出会えたら
それがきっかけとなり
これからの人生にて
色々な本に出会い
本は彼らの人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。
そんなきっかけをつくれたら、と
読書討論コース、楽しく開催中です。
まだまだ残りの期間
生徒募集中ですので、興味のある方はご連絡ください!
巣鴨アドバンススクール
巣鴨アドバンススクールは来週から夏休みに入ります!
旅行に行かれるご家庭も多いようです。
くれぐれも無事故で楽しんできてくださいね!