わたしが、この6年間のブログ生活の中で知り合った数多くの映画ブロガーさんが、「大好き」と言って紹介してくれたジョン・カーニー監督の映画。わたしが、何度も音楽映画が好きなんですと言っていたからだと思うのですが、オススメしていただいた2つの映画「はじまりのうた」と「Onceダブリンの街角で」、ホントに最高だったんですよね~ 新作も楽しみにしていたのですが、しかも、秋田でも上映があったのに、都合が悪くて見に行けなかった映画「シング・ストリート 未来へのうた」、ようやくDVDで見ることができました…
実は、いつレンタルになるのかとずっと待っていたのに、なかなか見つけられないと思っていたら、TSUTAYA限定だったんですよね~ 「それ、早く教えてよ~」って感じでした…
ジョン・カーニー式音楽映画の世界、今回もまた堪能することができました! 仲間がどんどん増えていって、音(楽器)が増えていってというシステム(?)、大好きなんですよね~
今回の映画は、監督自身の自伝的青春映画と言うことで、正直、音楽が若いです…(笑) 若者たちが、今の体制に反感を覚えるという、まさに「ロック」の世界… 以前の2作品は、完全に自分の「ツボ」だったことを考えれば、今回は少し、自分の好みとはちょっと違ってた感じかな…
80年代、ちょうど自分が学生の頃に流行った音楽だったので、当時の音楽を懐かしく聴くことができたのは嬉しかった… 大学生の頃、もしかしたら、その後だったかな? デュラン・デュランとか、ホール&オーツとか、よく流れてましたよね~
当時、自分で「音楽をやる」=「女の子にモテたい」というのが方程式でしたよね~(今も、そうなのかもしれないけど…) 女の子がいて張り切っちゃう男の子達が、とにかく可愛かった作品でもあります… あの女の子、はじめはただの不良少女かと思っていたんだけど、なかなか可愛い子なんですよね~(ルーシー・ボイントン、これはなかなかいい名前です…) そして、女の子にモテたいオタク少年達の成長が、見ていて楽しい作品でした…
ぴあ映画生活の作品解説より
『once ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督による半自伝的ドラマ。80年代のダブリンを舞台に、バンド活動に没頭する少年の青春の日々を綴る。カーニー監督の音楽人生の原点とも言えるストーリーを、デュラン・デュラン、ザ・クラッシュなど当時のヒット曲が彩る。U2のボノが音楽監修をしていることも話題だ。
当然、音楽の内容は最高なんだけど、映画の舞台でもあるアイルランドのダブリンって、素敵な街ですよね~ いい感じの田舎町、映画にバッチリあってます…(現代のアイルランドも、当時とほとんど変わらない街並みなんですもんね~)
大不況下の灰色の空、その設定だけで、なんか心を揺さぶられちゃいます…(当時のアイルランドでは、離婚も認められなかったということも…)
アイルランドのダブリンこそが、この作品の一番の主役と言っても良かったのかも…