20キロ増の役作りにまず感動です! 松山ケンイチ主演 映画「聖の青春」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

またまた、2016年の「お気に入り日本映画ベスト10」の書き直しが必要かもしれません…(笑) この作品も2016年を代表する作品と言っても過言ではないのかもしれませんよね… あ、今日発表になった日本アカデミー賞主演男優賞に、松山ケンイチさんがノミネートされてましたね~ この作品の主人公・村山聖になりきるために、20キロもの増量をしたんですからね~(かなり過酷だっただろうと想像できます… 元の体重に戻せることも不思議ですが…)

と言うことで、大きく太った松山ケンイチさん主演の映画「聖の青春」をルミエール秋田で見てきました… 対局の緊張感、ハンパなかったですね~ 和製「完全なるチェックメイト」って感じもありました…




いやあ~、まずはあの体型にビックリです… 少し食べ過ぎたくらいだと、お腹だけプクッと大きくなったり、顔だけパンパンに腫れてきたりしそうなんだけど、とにかく全体の体型までが大きくなったあの後ろ姿には、感動でしたね~ 役者って、あそこまで本気で役作りできるもんなんですね~(大幅な体重増を要求する、裏側にいる人たちにも驚いちゃいますけど…)

映画の内容に戻りますが… 生まれつき弱い体で、病気になっちゃったのは仕方ないとして… ここまで将棋にのめり込む・死ぬ気で勝つために努力する姿には、感動しちゃいますよね~ 見ているこちら側からは、出術をしてしっかり病気を治して出直しても良かったんじゃない?って思っちゃうけど、そういうわけにはいかなかったんでしょうね…(自分の夢や目標まであと一歩のところでしたからね)

いろいろ好きなシーンがあったんだけど、一番好きだったのは、村山聖と羽生名人が二人っきりで酒を飲んで語り合うところかな~ けして盛り上がることのない会話だったんだけど、あのシーンはとにかく好きでした…

イメージ的には、将棋大好きないい子って勝手に思っていたんだけど、意外にやんちゃというか、好き勝手に生きていた男(ちょっと悪いやつ?)だったのも、なんか良かったですね~




Yahoo映画の作品解説より
29歳の若さでこの世を去った天才棋士・村山聖の生涯をつづる大崎善生のノンフィクションを、松山ケンイチ主演で映画化。幼いころより患う難病と闘いながら将棋の道を突き進んだ村山の壮絶な人生を、羽生善治をはじめとする同世代の棋士との死闘や、彼を支える師匠や両親たちの愛を通して描く。『宇宙兄弟』などの森義隆がメガホンを取り、『マイ・バック・ページ』などの向井康介が脚本を担当。大幅な体重増量など徹底した役作りに挑んだ松山の熱演が光る。





個人的には、これだけ頑張った松山ケンイチくんに主演男優賞をあげたい気がするんだけど、これはちょっと難しいのかな? ここまで頑張ったので、応援してあげたいです…

羽生さん役の東出昌大さんも、助演男優賞にノミネートされてましたね~ よくもあれだけ羽生善治さんにソックリになったな~と感心しました…(仕草とかメッチャ似ててビックリでした) 役者って本当にスゲーな!と思える作品でした…

秦基博さんの歌う主題歌「終わりのない空」も、最高でしたね~