宮沢りえ、杉咲花、伊東蒼 最高の母&娘です! 映画「湯を沸かすほどの熱い愛」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

年末に次々と発表される映画賞(各種コンクール)の結果を見るたびに、どうして秋田では映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の上映がないんだろ?と思っていたのですが…

ようやく先週から秋田の方でも上映が始まり、ようやく見に行ってきました… ほとんどの映画賞で主演女優賞を受賞している母・宮沢りえ、そして、同じようにほとんどの映画賞で助演女優賞を受賞している娘・杉咲花、そして、新人賞を受賞しているもう一人の娘・伊東蒼ちゃん… 母と娘の愛・家族愛って本当に美しいなと思える作品でした…

2016年の「すがっち お気に入りの日本映画ベスト10」、これはもう、完全に書き直しが必要です… この作品には参りました… 史上最高クラスのボロ泣きでした…




巷では「大物女優病?」なんて叩かれることも多い宮沢りえさんですが、映画の中で見ることのできる顔って、なんか「凄み」がありますよね~ 可愛らしくもあり、強さもあり、本当に魅力的な女優さんだと思います…(個人的には伝説の写真集「Santa Fe(サンタフェ)」の頃が懐かしいのですが…)

余命を宣告されてから、母として娘や家族になにができるのか? 辛くて難しい問題だったと思うのですが… 宮沢母ちゃんは、ホント強かったですね~ こんな母ちゃんの遺伝子、欲しかったですね~

ある意味、宮沢りえさんだったらここまでやるだろう、想定内・期待通りって感じはあったのですが、一番の衝撃だったのは杉咲花ちゃんだったかな?(助演女優賞に選ばれるだけのものがありましたね~) 気の弱いいじめられっ子が、最後には素敵なお姉さんになっていくんですもんね~ とにかく、彼女には何度泣かされたかわかりません…(笑)

そして、もう一人… オーディションで選ばれた子役・伊東蒼ちゃんにも、これでもかと言うほど泣かされました… 娘ちゃんたち二人の演技は、ぜひスクリーンで見てあげて欲しいなあ~ 可愛かったな~ 名前わかんないけど、もう一人の子役の子も超絶可愛かったですけどね~




Yahoo映画の作品解説より
『紙の月』などの宮沢りえと、『愛を積むひと』などの杉咲花が母娘を演じ、余命宣告を受けた主人公の奮闘に迫る家族ドラマ。行方不明の夫を連れ戻すことをはじめ、最後の四つの願い事をかなえようと奔走するヒロインの姿を捉える。『チチを撮りに』などの中野量太が監督と脚本を担当し、物語を紡ぎ出す。母親と娘の強い絆はもとより、人生の喜怒哀楽を詰め込んだストーリーに夢中になる。






中野量太監督の前作「チチを撮りに」という映画が、とっても大好きだったんですよね~ あの作品に出ていた松原菜野花ちゃんも、この作品に出ていたみたいですね~(20歳になって大人っぽくなってましたけど… 今回出ている伊東蒼ちゃん、松原菜野花さんに雰囲気似てる気がしました…)

この作品、最近では珍しい、中野量太監督のオリジナル脚本のようですね… 途中で伏線を張っていたことがラストにどんどんつぎ込まれたり、素敵なストーリーだったと思います… この後の賞レースも、本当に楽しみです! 中野監督、素晴らしい作品をありがと~