映画館の閉館は、ホントに悲しいものがあります… 映画「シネマの天使」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

この映画、映画好きにとっては、かなり大切な、愛おしい映画になっていると思います… なにしろ、映画の舞台になっているのは、実際に122年も続いた本物の映画館「シネフク大黒座」だからです! 日本でも最古級の映画館だったのですが、2014年8月には閉館になっているんですよね~!(ちなみに、広島県福山市にあったヤツですね~ まったく関係ないけど、さっきまで放送されていた「笑点」も、今日は広島県福山市で行われてました)

映画「シネマの天使」は、取り壊しが決まっている映画館を、なんとか映像に残したいという劇場関係者の熱い想いを、広島県在住の時川英之監督が応えたものなんです…




わたしが子どもの頃、秋田の田舎でしたが、一つの街に一つと言っていいほど、映画館ってあったんですよね~(ちょっと大げさに言いすぎですが…) 正直に言えば、もう、閉館ラッシュになってきた時代だったかもしれません… そこまで流行していた時代ではなかったので、映画が上映されると町の中から人が消えるといったものではなかったですが、かなり重要な娯楽施設の一つだったことは確かですね~

100年以上も続く老舗映画館の閉館ですから、報道も凄かったでしょうし、いろんな「想い」をもってこの日を迎えた人もたくさんいたんでしょうね~ ま、そんな映画館ですから、天使がいたって幽霊がいたって不思議ではないんですよね~

先ほど、この映画のことと「シネフク大黒座」のことを調べていたら、実は最終の上映日には、阿藤快さんがゲストだったみたいですね… この映画にも出ているんだけど、この映画の公開中に亡くなってしまった、つまり、この映画が遺作になったとのこと… なんか運命的な映画なのかもしれません…(「天使」は阿藤快さんだった?)

この作品が、映画初主演という藤原令子さんと本郷奏多くんの二人が初々しくっていいんですよね~ 最後の女性支配人役だった石田えりさんも、とても素敵でした… 映画としては、とても穏やかな雰囲気のいい映画になっています…




Yahoo映画の作品解説より
122年の歴史を誇るも、2014年8月に閉館した広島県福山市の映画館シネフク大黒座で撮影を敢行したヒューマンドラマ。閉館が迫る老舗映画館で働く女性とその前に現れた謎の老人など、同劇場をめぐる人々の人間模様を映す。メガホンを取るのは、『ラジオの恋』などの時川英之。全編にあふれるノスタルジックでハートウォーミングな雰囲気に浸れる。






わたしが、子どもの頃からよく利用していた映画館、秋田「シアタープレイタウン」も、2012年12月24日に閉館。最終日の上映は、映画「わたしの人生 我が命のタンゴ」でした… 最終日、わたしも見に行きました…

Xマスイブに、また映画館の灯が消えた… 秋田「シアタープレイタウン」閉館

最終日のような賑わいが常時続くのであれば、閉館と言うこともなかったんだろうけど、シネコン全盛の時代だと、こういう映画館って生き残るのは大変なんでしょうね~

そうかと思えば、秋田県大館市にある映画館「御成座」の復活という大きな嬉しいニュースもありました… ちなみに「御成座」は、1952年開館した洋画専門の映画館。経営難で2005年には閉館していたんですが、2014年に再建して、今も頑張って営業しています…

実は今日、映画「ハチ公物語」の上映を見に行こうとホームページを調べてみたら、なんと「野生のなまはげ」の上映(8/11~8/20)が、決まっていたので、そのときまで待つことにしました…