韓国映画「怪しい彼女」、とても大好きな映画だったんです… けして美人さんとは言えないシム・ウンギョンが、とってもキュートなんです! 若くしておばあちゃんみたいな雰囲気、最高だったんですよね~ そして、おばあちゃん役のナ・ムニも、映画「ハーモニー 心をつなぐ歌」以来の大ファンだったこともあり、かなり思い入れの強い作品だったのですが…
そのリメイク版でもある、映画「あやしい彼女」が多部未華子ちゃん主演で公開されることを知り、同じく中国でリメイクされた映画「20歳よ、もう一度」も鑑賞し、気持ちを盛り上げて見に行ってきました…
正直なことを言えば、あまり見たいと思ってなかったし、あまり期待もしてなかったんだけど、多部ちゃん、とっても良かったです! ストーリーなんて、完全にこうなるってわかっているのに、それでもボロ泣きさせられてきちゃいました… なんか、いい話なんだよね~ 中国版も、日本版も、ストーリーはほぼ同じ… それでも感動しちゃう… なんか凄いよ、この映画!
この映画、最大の魅力は、みんなの嫌われ者でもある年老いた頑固ばあちゃんが、いきなり若くなってしまって、若い頃に自分がやれなかった「自由な人生」を歩み始める…というところなんだけど…
若い女優さんが、風貌はそのままで、年老いた頑固ばあちゃんを演じきるのが、最高に楽しいところ… シム・ウンギョンは、まさにハマり役って感じだったんだけど、いやいや多部ちゃんも負けてなかったですよ~ 多部ちゃんの毒舌、超ベテランの子育て、いいんですよね~ そういう意味では、中国版のヤン・ズーシャンは、あまりにも可愛すぎだったかもな~(美しさ、可愛らしさでは抜群なんだけど)
そして、ビックリするくらい歌が上手かった…というのが、どうしても欠かせないポイントです! ここがシム・ウンギョンで一番ビックリしたポイントでもあったんだけど… 多部ちゃんは逆に言えば、そんなイメージが今までなかっただけに、ここはポイント高かったですね~ そんなにビックリするほど上手ってワケじゃないと思うけど、良かったですよね~ ま、我々日本人が愛している、お馴染みの名曲だったのも良かったかもね~ ボロ泣きしながら唄う「悲しくてやりきれない」なんて、最高だったな~
Yahoo映画の作品解説より
2014年公開の韓国映画『怪しい彼女』を、『舞妓 Haaaan!!!』『謝罪の王様』などの水田伸生監督がリメイクしたコメディー。73歳の頑固な女性がひょんなことから20歳の姿に戻り、失われた青春を取り戻していく姿を描く。多部による1960年代から1970年代のヒット曲の熱唱や倍賞の毒舌など、一人の女性を演じる二人の女優に期待が高まる。
韓国映画との一番のちがいだった、小林聡美さん演ずる「娘」とのあれこれ、これにはやっつけられましたね~ 小林聡美さんは、ホント素敵な女優さんですよね… 多部ちゃんとの二人のシーン、ホント泣けました…
倍賞さんも良かったんだけど、やはり、この作品は多部ちゃんの魅力全開って感じでしょうか… とにかく多部ちゃん頑張った~という映画になってます! 笑えて笑えて、最後にはボロ泣き! これこそ、映画の魅力ですよね~