祝、今年度アカデミー賞作品賞受賞! 映画「スポットライト 世紀のスクープ」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

大激戦と言われていた今年度のアカデミー賞、レオ様の初オスカーなるかで注目されていた「レヴェナント 蘇えりし者」や「マッドマックス 怒りのデスロード」という大作がノミネート数も多く、作品賞も有力なのか?と思われていましたが、これも実は巷では評価が高かった「スポットライト 世紀のスクープ」が作品賞を受賞しました!(あわせて脚本賞もですね~)

実は昨日、最近加入したばかりのHuluで(実はまだ2週間の無料体験中)、映画「スポットライト 世紀のスクープ」のオンライン試写会があるというので応募してみたら、なんと当たっちゃって、一足先に見ることができました!(公開は4月15日です)




まだ公開前なので、あまり多くの情報を語ることは控えますが… これ、「マッドマックス」のような娯楽超大作に比べたら、かなり地味な作品です… が、しかし、じわじわじわじわ…、なんだか心に染みてくる作品でもあります… 新聞報道という意味では、日本の「クライマーズ・ハイ」に近いモノがあるかもしれませんが、この映画より遙かに地味な作品だと思います… 淡々と事件を調べていくといった感じでしょうか…

絶対に踏み込めないだろう、暴くことはできないだろうというカトリック教会内でのスキャンダル(児童への性的虐待)の調査に取り組む、ボストン・グローブ紙の報道チーム(これが「スポットライト」っていうのかな?)の地道な頑張りが描かれている作品です…

調査は慎重に慎重を期するという感じ…(まさに、これぞ極秘調査) 立ちはだかる権力との戦いでもあるんですね~(いろんな方面からの制止もあるわけです! カトリック教徒の多いボストンでは、これは「神との戦い」とも言えるんですよね~)

俳優さんたちは、かなり豪華ですね! マイケル・キートンもいいんだけど、ここはやっぱり、アカデミー賞助演男優賞&助演女優賞にノミネートされたマーク・ラファロ&レイチェル・マクアダムスの二人に注目ですね~ 大好きなレイチェル・マクアダムスなんて、今回は可愛らしさなんて全然見せずに(化粧っ気もなく?)、夢中になって仕事に取り組んだって感じです…

ちょっと地味かもしれませんが(娯楽エンタメ作品とは違いますから…)、これは皆さんに見て欲しい作品だと思いました…




Yahoo映画の作品解説より
アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ。カトリック系住民が多いボストンで、神父による児童への性的虐待事件を暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかになる衝撃の真実を描き出す。複雑に絡み合う事件の根の深さに慄然(りつぜん)とする。





しかし、これもまた衝撃の実話でしたね~ こういったことが、何年も何十年も行われてきたという事実に、本当に驚かされました…

この事件を調査して、世紀のスクープとして報道した「スポットライト」というチームは、2003年にピューリッツァー賞も受賞しているみたいですね!

「間違っていることは間違っている」と報じたい、「正しいことは正しい」と表明できる社会でありたい! この記者魂、見応えありですよ~