最後に見た映画は、昨年デビュー４０周年を迎えた甲斐バンドの楽曲をモチーフに、５人の映画監督が短編映画を製作したというもの。５本のオムニバス映画なんですよね～ 映画「破れたハートを売り物に」です！
甲斐バンドのファンからは、その曲のライブ映像の方が見たかった…というような声もあがってましたが、そんな失礼なこと言わずに、ファンの方にも映画を楽しんで欲しいな～と思います。（その楽曲の世界が、映画になるとどんなふうになるかなって感じで、温かい目でお願いします！）
Yahoo映画の作品解説より
結成から40年のロックバンド「甲斐バンド」の楽曲をモチーフに、5人の監督が独自の感性で映像化したショートオムニバス。監督陣には『EUREKA ユリイカ』などの青山真治、俳優としても活躍する榊英雄、『夜のピクニック』などの長澤雅彦、『探偵はBARにいる』シリーズなどの橋本一、『繕い裁つ人』などの三島有紀子と気鋭の顔ぶれが集結。キャストには光石研、船越英一郎、大森南朋、松田美由紀、マキタスポーツら実力派がそろう。
５本の映画を紹介しますね～！
１本目は、三島有紀子監督が、「らせん階段」をモチーフにして作った映画「親父ファイト」です！ 出演は、マキタスポーツ、渋川清彦など。
「妻との復縁のためにボクシング大会に出る！」 ものすごいトレーニングを行って、いよいよリングデビューへ。マキタスポーツさんのボクシング、なかなか上手なんですよね～ さて、妻との復縁はなるのでしょうか？
２本目は、榊秀雄監督が、名曲「安奈」をモチーフにして作った映画「父と息子」です！ 出演は、船越英一郎、大森南朋、そして、なんと甲斐よしひろさんも銀幕デビューしてます。
これ、ボロボロ泣かされました… 船越英一郎さん演ずる頑固お父さん、最高でした！ 舞台挨拶で船越英一郎さんがお話ししてましたが、かなり、映画の内容を出演者が飲み屋で相談して、だいぶ変えたみたいですね～ 甲斐よしひろさんの出演も、その場で決まったようです！（笑）
３本目は、長澤雅彦監督が、「そばかすの天使」をモチーフに作った映画「この柔らかい世界」です！ 出演は、松田美由紀、手塚真生など。
長澤監督らしからぬというか、ちょっと怖い作品でしたね… 母と娘、いろいろあります… 女は怖いっす！
４本目は、橋本一監督が、「漂泊者（アウトロー）」をモチーフにした映画「熱海少年探偵団」です！ 出演は、山田瑛瑠、清野菜名など。
橋本監督らしい作品だったかな？ 漂泊者（アウトロー）」もバッチリハマってます！ 清野菜名さんは、かなりの悪役メイク… 山田瑛瑠くんっていうのかな？ 少年がかっこよすぎます！
５本目は、青山真治監督が、「HERO（ヒーローになる時、それは今）」をモチーフにした映画「ヤキマ・カナットによろしく」です！ 出演は、光石研、片岡礼子、そして、またまた甲斐よしひろさんです！
青山監督、光石さん、甲斐さん、かなりの飲み仲間らしいですね… この作品でも、甲斐よしひろさんの出演が急に決まったみたいです… っていうか、ラストシーンは甲斐さん一人の出番でしたよ！
なんと言っても、映画その物よりも、船越英一郎さんと甲斐よしひろさんの舞台挨拶が最高でしたね～ 映画製作秘話も満載でしたし、監督さん・出演者さんの甲斐バンドへの愛がたくさん感じられたトークでした！ 映画のモチーフになった楽曲は、すべて監督さんが選んだみたいですしね～
映画予告編の動画がなかったので、映画の題名にもなっている「破れたハートを売り物に」貼り付けちゃいます！ 甲斐バンド、懐かしいですよね～