原作は、ベストセラー第1位を13週にわたり独走した、クリス・カイルの自伝「ネイビーシールズ 最強の狙撃手」 クリス・カイルは、イラク戦争に4回も遠征し、米軍史上最多の160人を射殺した伝説のスナイパーなんです! 敵からは「ラマディの悪魔」と恐れられ、18万ドルの賞金首にもなっている… しかし、その素顔は、「仲間を守りたい」「良き夫、良き父親でありたい」と願う優しい男だったんですよね~ 国を愛し、家族を愛し、戦場を愛した男なんです!
さて、映画の方ですが… 戦場でのあの緊張感は、さすがにヤバかったですよね~ なんと言っても戦場ですからね~ しかも、あのイラク戦争中のイラクですからね…
狙撃のシーン… 子どもや、その母親まで撃たなくてはならないあの場面は、ドキドキしました… ある意味、感情移入までさせられちゃった感じになるんですよね… どんどん心が蝕まれていくというか、鬱状態になっていくあたりも、戦争の怖さとして思い知らされた感じでした…
ま、それよりも印象的だったのは、家族でいるときの時間の方だったかも… クリス・カイルは、アメリカに帰ってきてから撃たれて亡くなったということを聞いていたので、いつそんなシーンがくるんだろ?っていう怖さもありました… 良き夫としての彼、良き父親としての彼が、とってもよく描かれていたと思いました。
そういう意味では、過酷なトレーニングや体重増加など、役作りに妥協をしなかったブラッドリー・クーパーは、凄かったと思います… そして、奥さん役に選ばれたシエナ・ミラーさん。イメージばっちりでした…(素敵な女優さんだと思いました)
Yahoo映画の解説より
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ。アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ所属のスナイパーであった彼が、イラク戦争で数々の戦果を挙げながらも心に傷を負っていくさまを見つめる。メガホンを取るのは、『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。戦争とは何かを問うテーマに加え、壮絶な戦闘描写も見もの。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150818/23/sugachan311/a5/39/j/t02200147_0750050013400041592.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150818/23/sugachan311/fa/d7/j/t02200147_0640042713400041593.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150818/23/sugachan311/46/87/j/t02200147_0640042713400041594.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150818/23/sugachan311/0d/41/j/t02200145_0567037413400041595.jpg?caw=800)
映画の方も、とても感動的というか、よくできた映画だと思ったのですが、DVDを見終えてから見たオマケ(付録)が、かなり衝撃を受けました…(今回見つけたYouTubeの特別動画も、かなり良かったです!)
自伝の原作者でもあるクリス・カイルさんとの交渉から始まるんですよね… 映画化にあたって、監督は、要望通りクリント・イーストウッドに決まり、そして、主役はブラッドリー・クーパーに決まり、打ち合わせが進んでいたときに、クリス・カイルさんが殺害されるという大事件が起きてしまうんですね…
脚本を大きく変更することになったり、いろいろ大変だったみたいですが、クリス・カイルさんの奥さんの協力もあり、映画が無事に完成したという撮影秘話も聞き、感動を新たにしました…(実際の奥さんも、素敵な人でしたね~)
戦争に関する映画は、個人的にはあまり得意ではないのですが、この映画は、「家族の物語」として、凄く素敵な映画だったと思います…