追い込まれて極限状態になると、人間ってこうなる? 映画「海にかかる霧」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

秋田県で、話題の韓国映画が全国公開と同じ時期に公開されるのは、ものすごく異例なことのような気がします… わたしの記憶の中には、一度もありません…

と言うことで、早速行ってきましたよ~ 映画監督のポン・ジュノさんが、初めてプロデュースした映画「海にかかる霧」です! この映画、今年のアカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作品でもあり、ポン・ジュノ監督の映画「殺人の追憶」で脚本を担当したシム・ソンボさんの初監督作品でもあります! いろんな方のブログで、ものすごく楽しみにしている…ということを聞いていたのですが、実は前日まで、秋田で上映していること、まったく知らなかったんですよね~

と言うことで、見に行ったのですが、お客さんは残念ながら、わたしを含めて2名だけでした…(今週からは、朝8時半からの1回だけの上映になっちゃってます…)

映画冒頭には、出演者6人による「ごあいさつ」もある、かなり特別な上映だったのに、ホントさみしいことです…

しかも、その内容が、あまりにも、あまりにもで…




いやあ~、恐ろしい映画でした… 人間って、追い込まれて極限状態に陥っちゃうと、ここまでになるのか?って感じの映画です… R指定の映画だったので、ある程度は覚悟していたのですが、まさかここまでとは…

新聞の情報欄で見たんだけど、この映画は、「密室」という空間だからこそ…っていうようなことが書いてましたね… 「密室」の中で一人しかいない、あるいは二人しかいないって、なんか怖いものがありますよね… それは、大きな海の中に浮かぶ「船」であり、その船の周りに立ちこめる「霧」なんですよね~ 「密室」度を、何割もアップさせている「霧」… これは、かなり怖いものがありました…

あの日、海であったことは誰にも話してはいけない…と書いてありましたが、まさに、ネタバレ禁止映画ですから、これ以上は語りませんが… 人間って怖い… 女性も、かなり怖い… そんな映画だったことは、教えておきます…(笑) 気になる人は、ぜひ映画館に…




Yahoo映画の解説より
『殺人の追憶』の脚本を担当したシム・ソンボが初監督を務め、韓国の人気男性グループJYJのパク・ユチョンらが出演を果たしたサスペンス。2001年に発生した「テチャン号事件」を基にした舞台「海霧(ヘム)」を映画化し、中国人密航に端を発するドラマを描写する。荒々しい海上で船の上に取り残された人々を襲う予想外の事態に言葉を失う。





韓国の映画なので、人のことはよくわかりませんが、船長さん(キム・ユンソクさんっていうのかな?)は、かなり凄かったな… ポン・ジュノさんが監督だったら、この役はソン・ガンホさんになったのかもしれないけど… キム・ユンソクさんをはじめとして、6人の乗組員たち、みんな凄かった… 個性的な役者さんたちの演技力に支えられている映画だったと言えますね~

ほとんどが男っていう映画なんだけど、唯一目立っていた女優さんはハン・イェリさんですね! この人は、確か「ハナ 奇跡の46日間」に出ていた人(北の卓球選手?)ですね~ 当時に比べたら、大人の女性になってましたね~ あんな極限状態でも、恋に落ちるものなのかな?って感じはありましたが… そういう特別な状態だからこそっていうのもあるかな?

ま、とりあえず、興味のある方は見てみてください!ってことです… 正直、あまりオススメはいたしませんけどね… 怖かったし…(笑)