河瀬直美監督は、なぜカンヌに愛されてる? 映画「2つ目の窓」 | すがちゅあ~んのブログ

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かなり難解だとか意味不明だとか言われている河瀬直美監督の作品… カンヌでカメラドールを取った「萌の朱雀」は、テレビでチラッと一度見たことあるけど、あまり覚えていない… カンヌでグランプリ取った「殯の森」は、見たことない…

いつかはしっかり見ようと思っていながら、今日に至るって感じ… ウチの近くのレンタルショップには、DVDを置いてあるのを見たことがない… まさか、GEOにはない?

ようやく手に入れた河瀬直美監督作品、カンヌ映画祭のコンペ作品「2つ目の窓」を見ました… 予想以上に、わかりやすい作品でした… 島に住む若い男女の成長物語(恋物語?)って感じかな? なんか、ドキュメンタリーって感じの映画でしたね~

ここで一つ、大きな疑問… 映画祭のコンペ作品、日本の代表って、どうやって選んでいるんだろ? 自分でエントリーする? 誰かの推薦? う~ん、基準が分からない…




この映画で印象に残ったのは、やはり、若い二人の役者さんとヤギさんですかね… 映画冒頭のヤギさんの「あれ」には、かなり驚きました…(あれって、関係団体から相当怒られそうな感じがありますが…)

オーディションで選ばれたという村上虹郎君。かなりピュアでしたね~。実のお父さん(村上淳さん)との、親子としての共演シーンは、なんかちょっとドキドキしちゃいました…(ムラジュンンさんの緊張感が、なんか伝わってきました…)

そして、もう一人の主役・吉永淳さん。まさに、島の女の子って感じでした… セーラー服で人魚のように泳いじゃうシーンは、綺麗でしたね~ なんで、あんなに綺麗なフォームで泳げるんだろ?って思っちゃいました…




Yahoo映画の解説より
『萌の朱雀』でカンヌ国際映画祭カメラドール、『殯(もがり)の森』で同映画祭グランプリを受賞した鬼才、河瀬直美が放つドラマ。奄美大島に暮らす16歳の少年少女と周囲の大人たちの姿を通じて、自然と人間との共存や命について描かれる。壮大で深淵なテーマをはらんだストーリーに加えて、奄美大島の自然を余すところなく捉えた映像も胸を打つ。





若い二人の、それぞれの母親が、かなり対照的で面白かったです… まさに「女」って感じの渡辺真起子さんに、これぞ「母」って感じの松田美由紀さん… 特に、死を直前にした松田美由紀さんの演技は、印象的でした…

奄美大島の自然の美しさと命のはかなさ… 穏やかな作品ではありましたが、かなり訴えるものがある映画になってましたね!

それにしても河瀬監督って、なぜ、カンヌ映画祭に縁があるんだろ? なぜ、こんなに愛されているんだろ? 不思議です… あ、ちなみに、「2つ目の窓」ってどういう意味なんだろ? う~ん、わからないことばかりです…