ベレニス・ベジョ、かなりイメージ違ってたな… 映画「ある過去の行方」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

久しぶりに、通常の映画ブログ(といってもDVD鑑賞ブログなんだけど)に戻ります。ずっとサボっていたので、10本以上はブログにまとめてない映画がありますが、正直な話、もう内容を忘れちゃった映画もあります…(笑)

何から書いたらいいのか迷いましたが… まず選んだのは、イラン人監督アスガー・ファルハディさんの映画です! イラン映画と言えば、彼の作品って感じです… あきた十文字映画祭で見たのは、「彼女が消えた浜辺」でした。ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞した作品でしたね~ なんか、ずっとケンカばかりしている映画でした… もう、最初から最後まで、怒鳴り合ってる感じ… かなり衝撃的でした…

次に見たイラン映画も、同じ監督の映画「別離」でした… この作品は、ベルリン国際映画祭史上初の3冠(金熊賞&銀熊賞、男優賞も女優賞も)受賞、アカデミー賞の外国語映画賞までも受賞、全世界で90冠以上の賞を受賞した映画だったんですよね~ これもまた、とにかくケンカばっかりしている映画でしたね~ イラン映画と言えば、とにかくケンカしてる…というイメージなのですが…

その、アスガー・ファルハディ監督が、国外に出て初めて作った映画「ある過去の行方」を見たんだけど、物語の舞台の一つがイランだったり、とにかくケンカばかりしていたり… イラン映画と間違っちゃうような映画になってました…




もう一つ注目していたのが、映画「アーティスト」に出ていた女優ベレニス・ベジョさんでした… 「アーティスト」では、かなりキュートなイメージがあったんだけど、今回の役は、なんか凄かったなあ~ すぐに興奮して、大きな声で叫んだりするのは、まさに、ファルハディ監督のためにいる女優さんって感じです… この作品では、カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞しているんですね~ 元旦那と新しい彼氏との間で、かなり揺れ動いてましたね~ 娘さんとの仲も、かなり悪くなっていたし…

離婚とか結婚とか妊娠とか、家族の問題についての映画を作らせたら、ファルハディ監督は、凄いですよね~ 見ている方を、かなりイライラさせる映画です!(笑) 全編通して、かなり不穏な空気が流れている映画ですよね!




Yahoo映画の解説より
『別離』が第84回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したイラン出身の鬼才、アスガー・ファルハディが放つ人間ドラマ。お互いの子どもを連れて再婚しようと考える男女が、女性の娘のある告白を機にそれぞれが抱えていた思いも寄らなかった秘密を知ることになる。全編にあふれる不穏なムードとサスペンスフルな語り口や、それによって浮かび上がる人間の深層心理の闇に圧倒される。





物語の鍵を握っていたのが、娘リュシー役のポリーヌ・ビュルレさんでした! かなり可愛らしいお嬢さんですが、なかなかの演技派のようです! 「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」では、10歳までのエディット・ピアフを演じていたんだそうですね…

アーマド役のアリ・モッサファ、いい役でしたね~ これぞイラン人っていう風貌が何とも言えませんが… ちなみに、さっき調べてみたら、映画「別離」の女優さんが、実の奥さんみたいですね~ なんか、すごい夫婦ですよね~

家族のことを、ものすごく考えさせられる映画でした… かなり、見応えのある映画だったと思います! イラン系の映画、なかなか凄いですよね!