なるほど、ケイト・ブランシェットが、かなり「イッちゃって」ましたね～（笑） これは凄かったです！ っていうか、恐ろしかった… セレブ生活からの転落、あんなふうになるんですよね… まさに「虚栄という名の花」でした！ さすが、ウディ・アレン監督といった感じでしょうか？ 脚本の妙といったところもあったと思います！
セレブ生活からの急転直下で、一文無しに… 庶民生活がスタートするが、過去の栄華が忘れられず、虚言と現実逃避を繰り返し、ひたすら堕ちていく…
いや～、憂鬱なジャスミン、イタい女でしたね～ そのプライドの高さからの虚栄、見ている我々からしてみれば、とにかく滑稽な女性でした… 気持ちはわかるというか、こんな女性いるんじゃない？って想像できるんだけど、ここまで鬼気迫る演技を見せつけられると、ホント凄いの一言になってしまいます… 預かった子どもたちとのシーンなんて、恐ろしすぎて…（笑）
助演女優賞にノミネートされていたサリー・ホーキンスが、あまりにも庶民的で、その対比が見事でしたよね～（彼女も素敵な女性なんだろうけど、ケイト・ブランシェットに比べたら、あまりにも地味ですよ… そこがまた、何とも言えずよかったけど…）
映画.comの解説より
ウディ・アレン監督が初タッグとなるケイト・ブランシェットを主演に、上流階級から転落したヒロインが再起をかけて奮闘し、苦悩する姿を描いたドラマ。
ニューヨークの資産家ハルと結婚し、セレブリティとして裕福な生活を送っていたジャスミンは、ハルとの結婚生活が破綻したことで地位も資産も全て失ってしまう。サンフランシスコで庶民的な生活を送る妹ジンジャーのもとに身を寄せたものの、不慣れな仕事や生活に神経を擦り減らせ、次第に精神が不安定になっていく。それでも再び華やかな世界へと返り咲こうと躍起になるジャスミンだったが……。
一度セレブ生活を味わっちゃうと、大変なんだろうね… いろいろ想像しちゃいました… 今日もまた、３００円のワイン１本で大満足している我が家… 一度セレブ生活を味わったら、ワインは１万円になるのだろうか？ そして、そんな生活を繰り返しちゃったら、３００円のワインは飲まなくなるんだろうか？
あんなふうにはならない自信はあるんだろうけど、一度、高額なお金をもらっちゃったら、やはり人間変わるのだろうか？ う～ん… 実験してみたいな！