サウジアラビアの映画なんて、初めて… 映画「少女は自転車に乗って」 | すがちゅあ~んのブログ

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たぶん、サウジアラビアの映画なんて、初めての鑑賞だと思う…(イランの映画は有名だけどな) なんて思っていたら、これが、サウジアラビア初の長編映画なんだそうです。

実は、初めて知ったのですが… サウジアラビアって、映画館の設置が法律で禁じられているんですってね…(そんな国があるんですね?) そんなサウジアラビアで作られた、俳優さんも同国の俳優を起用し、撮影もすべて国内で。しかも監督は、同国初めての女性監督ハイファ・アル=マンスールという話題の映画「少女は自転車に乗って」でございます。




アラビア語って言うのかな? 街中にあふれるこの文字。当然、映画のオープニングからエンドロールまで、アラビア語… なんか、新鮮です…

主役のワジダは、10歳のお転婆な女の子…(ちなみに、原題は「ワジダ」みたいですね) 幼なじみの少年と自転車競争がしたい!と言うお話… 日本じゃ考えられないお話です… 一人の女の子が自転車に乗りたい、でも反対されるっていうだけの映画なんですよね…

女性が一人で外出したり車の運転をしたりすることが禁じられているサウジアラビアなんです。一人の女の子が、女性として生きることの厳しさに直面するというこの映画。前向きに生きる彼女は、必見ですよ~




ぴあ映画生活の解説より
サウジアラビアで活躍するハイファ・アル=マンスール監督が、ひとりの少女を主人公に複雑に入り組んだサウジアラビアの社会を描く注目作。女性の一人歩きや運転を禁じる国を舞台に、自転車を買う夢をかなえるために、コーランの暗誦コンクールへの参加を決意した10歳の少女ワジダの姿を描く。ヴェネチア映画祭など世界で高評価を集めた1作だ。





イスラムの国で女性が生きていくって、ホント大変なことなんですね… 異性と遊ぶことも、自転車に乗ることも許されない社会… 少女の目から見たという「女性が生きていくための数々の壁」が、次々と映し出される映画でした… そんな中でもたくましく生きるお転婆娘ワジダが、ホント魅力的なんだよね~ 自転車を買うために、学校の「コーラン暗唱大会」でがんばっちゃうあたりが、何とも言えず可愛かったけどね~

それに比べて、一夫多妻制って言うのかな? なかなか帰ってこない旦那さんとうまくいってない母親の方は、これぞイスラムの女性って感じでしたね~ 物凄く美人さんでしたけどね~(画像参照です) 最後、ちょっと素敵な母親になるところが、この物語の一番のいいところかな?

ちょっと地味な映画なのかも知れませんが、逆にいろんなことを知ってから鑑賞するって言うのも、いいかもしれませんね~ お転婆少女が颯爽と自転車に乗るシーンは、なんかいいですよ!(一度見てみましょう!サウジアラビアの映画もね~)