アボリジニ初の女性コーラスグループの感動実話 映画「ソウルガールズ」 | すがちゅあ~んのブログ

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オーストラリアの先住民族アボリジニの存在を知ったのは、恥ずかしながらシドニー・オリンピックの開会式のことでした… かなり酷い差別があったみたいですよね? 聖火ランナーだった彼女(キャシー・フリーマン)は、その後、アボリジニ初の金メダリストになったんですよね~ ちなみに同一大会で、聖火ランナーが金メダルを取ったのは、彼女だけらしいですよ!

この映画、実は見るまでアボリジニ初の女性コーラスグループの話だとは、知らなかったんです! 映画「ドリームガールズ」に似てる~ってくらいの知識しかなく… ということで、感動の実話だそうです! 大好物の音楽映画「ソウルガールズ」を見ました! これ、かなり面白かったです!




差別意識が強かった時代のお話… アボリジニ居住区に住む女3姉妹が「スター歌手」になりたいと、コンテストに挑む物語… しかし、差別により落選が続き… しかし、ある出会いにより、彼女たちの運命は変わっていくことに…

単なるサクセスストーリーのようなお話かと思いきや、かなりの感動秘話満載の素敵なお話でした… 原作者・脚本家のトニー・ブリグズのお母さんが、そのメンバーだったみたいですね~ オーストラリア国内では、舞台版も映画版も大ヒットだったみたいですよ! 「自分を変えたい、人生を変えたい」と願う、女性賛歌のお話でもあります!




映画.comの解説より
オーストラリアの先住民族アボリジニの4人組女性ボーカルグループ「サファイアズ」の実録ドラマ。1960年代末のオーストラリアで、人種差別などの壁を乗り越えながら音楽シーンで活躍していくサファイアズの姿を描いた。

アボリジニ居住区に暮らすゲイル、シンシア、ジュリーの3姉妹といとこのケイは音楽好きで、カントリーミュージックのスター歌手になることを夢見ていた。しかし、世間にはいまだ差別意識が根強く残っており、コンテストに出場してもあえなく落選。そんな矢先に出会った自称ミュージシャンのデイヴからソウルミュージックを叩き込まれ、彼女たちの運命は大きく変わっていく。





「ドリームガールズ」という映画とよく比較されるという話が、ネットの中でも話題になっていましたが、まったくの別物ですよ! カントリーしか歌えない彼女たちが、ソウルミュージックを学んでいく… その素朴さ・可愛らしさは、見ていて共感できましたね~

しかも活躍の場は、ベトナム戦争当時の米軍の慰問ですからね~ かなり危険地帯の中でのライブ活動だったことも見応えありですね! ちょっとドキドキでした…

3姉妹の一番下の妹ジュリー役は、オーストラリアの人気アイドル、ジェシカ・マーボイが演じているんですが、彼女の歌声は、かなり本格的でした! 女性4人組(3姉妹+いとこ)のコーラスも、聴いていて楽しかったですよ! わたしはあまり詳しくないんだけど、映画の中で使用されている曲は、有名な曲ばかりみたいです!(聴いたことあるような曲ばかり)

恋の話もあったり、いろんな挫折もあったり、大事件もあったり、映画としてかなり楽しめましたよ! 音楽の力も、十分に感じることの出来る映画です! 見終えて、爽やかな(心地よい?)感じもあります! いいお話ですよ! これはオススメです!