けして、甘いお話じゃ、なかったですね… 映画「チョコレートドーナツ」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

久しぶりに映画館に行くチャンスが生まれました… 夏休み2日目、午前は水泳部の練習、そして、午後からは保護者面談と、なかなか暇ではなかったのですが、勤務終了時間とともに家に帰るなんて、普段はなかなかできませんからね~

今日は、ウチの奥さんが「飲み会」のため一人での夕食… 何を食べようかなあ~なんて考えてはいたのですが、なんと今日は木曜日じゃありませんか? 木曜メンズデーの日ですよ! これは、映画館に行く大チャンス! ということで…

テレビの情報番組や、いろんな方の映画ブログで見て、かなり気になっていた作品、映画「チョコレートドーナツ」を見てきました!(2週間ほどの限定上映だったのかな?)




今でこそ、同姓でも結婚ができるなんていうシステムもあるようですが(理解が出来ない世界では、ありますが…)、1970年代当時のアメリカでは、同性愛に対しては、かなりの偏見や差別のあった時代… そんな時代に本当にあった話… 育児放棄されたダウン症の子どもを引き取って育てたゲイカップルの話なんですよね~

いい意味で「お涙頂戴の、笑えて泣ける感動作」なんだろうなと期待していたこの作品、予想以上に重い作品でしたね~ けっして、題名通りの甘くて美味しい作品では、なかったですね~




映画.comの解説より
同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカでの実話をもとに、育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの愛情を描き、トライベッカやシアトル、サンダンスほか、全米各地の映画祭で観客賞を多数受賞したドラマ。

カリフォルニアで歌手になることを夢見ながら、ショウダンサーとして日銭を稼いでいるルディと、正義を信じ、世の中を変えようと弁護士になったポール、そして母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコは、家族のように寄り添って暮らしていた。しかし、ルディとポールはゲイであるということで好奇の目にさらされ、マルコを奪われてしまう。






なんと言っても印象的だったのは、ダウン症の子どもマルコですね~ 時折見せる笑顔が、何とも言えない可愛らしさがあるんですよね~ ドーナツが大好きというマルコが、美味しそうにチョコレートドーナツを食べて、お礼を言うシーンなんて最高でしたね~ 薬物依存のダメダメな母親との生活は、ホント可哀想なものでしたね~

そんなマルコの面倒を見るのが、ショーダンサーのルディ… 顔だけ見てると、ちょっと気持ち悪さを感じちゃうんだけど、いい人でしたね~ 英語は普通に話しているような感じなんだけど、字幕がオカマ言葉なのがなんだか不思議でした…(笑)

もう一人の弁護士さんとの3人での生活… かなり幸せそうだったんだけど、ラスト(っていうか、後半ずっと?)はちょっと悲しかったですね~

ま、とりあえず、帰りにはチョコレートドーナツを買って、食べながら帰ってきましたけどね~