深津絵里さんという女優さん、役柄によって相当化ける女優さんですよね… 「踊る大捜査線」の、ちょっと気の強い女性役も似合うし、「ステキな金縛り」の可愛らしい・コミカルな感じも素敵だし… そして、この映画のちょっと地味な感じの深津絵里さんも、なんかいいんですよね～
男っ気のまったくない光代が、「悪人」だと知りつつ祐一のことが好きになってしまい、初めて抱かれるシーン… かなり大好きです！ 映画の中のHシーンの中でも、かなり好き！ 好きな人に抱かれるって、本当に幸せなことなんだろうな～って思えたシーンでした…（このシーンと並んで好きなのは、「桜桃とタンポポ」の広末涼子さんの不倫Hのシーンです！）
映画.comの解説より
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを妻夫木聡＆深津絵里主演で映画化した人間ドラマ。長崎の外れの小さな漁村に住む祐一（妻夫木）は出会い系サイトを通じて佐賀在住の光代（深津）と出会う。逢瀬を重ねる2人だったが、祐一は世間を騒がせている福岡の女性殺人事件の犯人だった……。監督は「69」「フラガール」の李相日。共演に岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林。
この映画、「悪人」が悪人らしくて凄いですよね～ なんと言っても、満島ひかりさん… 彼女は相当悪いやつです！（笑） この作品で、かなり嫌いになりましたね… そして、岡田将生くん… 彼も、酷かったなあ～ ここまで悪いやついませんよ！ 彼も嫌いになりました…（笑）
これに比べて、日本映画の父＆母と言えば、真っ先に出てくるような『良い人』たち… 柄本明さんとか、宮崎美子さんとか、樹木希林さんとか、みんな良かったなあ～ 宮崎美子さんなんて、映画の中でよく泣いてますよね～ 樹木希林さんは、なんかウチのばあちゃんにソックリ…（ここだけの話ですが、昔の彼女は宮崎美子さんソックリでした…）
かなり、いい役の多かった妻夫木君が、ちょっと一皮むけて大きく成長した作品だったようにも思います… ま、映画の中でたくさん賞をとったのは、深津絵里さんだったように思いますけどね…（笑）