ベストセラー小説の映画化ということと、大好きな宮崎あおいさん見たさで見た「神様のカルテ」の続編。正直な話、パート１は変な違和感があって、イマイチだったような気がしていたので、パート２はどうしようか、ちょっと迷っていたんだけど、映画ブロガーさんたちの評価が意外に高くて、しかも、あの宮崎あおいさんが、積極的に番宣のためにバラエティーなんかにも出ていたので見てきたのですが…
いやあ～、今回の映画は、かなり良かったですね～ 医師という仕事は、当然のように患者を優先すべきなのか、自分の家族を優先してもいいものなのか… 相当、深く考えさせられましたね… 学校の先生もちょっとだけ似たようなところがあって、悩むことが多いんですよね～（子どものことを優先に考えるべきなのか、自分の家族を優先にすべきなのか？ 「命」が関係するものだから、医者とはレベルが違うかもしれませんが…）
家族の大事なとき（お葬式やら結婚式やら、誕生日やら入学試験やら）にでも、自分の患者を優先しなければいけないのか？ 難しい問題だなって思いました…
２４時間３６５日仕事にがんばる医師を演ずる櫻井翔くんと柄本明さんには、ただただ頭が下がるって感じ… 「神様のカルテ」に関しても、です… 今回、かなり問題を提起してくれた形になったのが、藤原竜也さん演ずる医師なんだよね～ 意外にいい人でよかった感じでしたが…
印象的だったのは、宮崎あおいさんと市毛良枝さんでした… 夫の仕事を理解し、じっと待つ素敵な奥さんを熱演です…（まさに、理想の奥様像でございます） 傷ついて仕事にのめりこんじゃった形になった吹石一恵さんに関しては、かなり考えさせられました…（医師同士の結婚というのは、かなり難しいのかも… ん？教師同士？ 考えさせられます…）
待っている人がいればこそ、理解してくれる人がいればこその、仕事なのかもしれません… 離れていても気持ちがつながっているというのは理想なのかもしれませんけど… かなり難しい…
映画.comの解説より
櫻井翔主演で夏川草介のベストセラー小説を映画化した医療ヒューマンドラマ「神様のカルテ」続編。妻・榛名の出産を心待ちにする内科医・栗原一止が勤務する本庄病院に、一止の大学時代の同期でもあるエリート医師・進藤辰也が赴任してくる。しかし、大学時代は「医学部の良心」とまで言われた辰也は時間外の緊急対応にも応じず、不眠不休で「24時間、365日対応」を掲げる病院を支える一止は、辰也と衝突してしまう。さらにそんな折、一止の恩師でもある貫田内科部長が過労で倒れてしまい……。
今回、理想の奥様である宮崎あおいさんも、あらためて可愛いと思える作品でもありましたし、もう一人大好きな池脇千鶴さんも、最高でしたね～ 櫻井君の奥さんは、彼女でもよかったんじゃないかと思えるくらいの…（画像なんか入れちゃって、破格の取り扱い！）
仕事がんばりすぎてる人に、あまりがんばりすぎないで！って言ってくれてるような映画だったと思います… もう、泣きすぎて疲れた… っていうか、ブログまとめられなくて、途中で寝ちゃったりして、全部で５時間くらい時間がかかっちゃった… 昨日の夜の８時くらいに書き始めたはずなのに… はあ～、疲れちゃった…