正直なところ、愛があっても自信はない… 映画「愛、アムール」 | すがちゅあ~んのブログ

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最近、体調不良で、少し心の調子もよくないのですが… 正直、自分の将来、特に健康面には自信がもてない今日この頃… この映画見て、さらに落ち込んじゃった… 愛する人の介護をする自信もないし、愛する人に介護をしてもらう自信もない… そんな感じなんですよね~

映画「愛、アムール」 映画を見終わってからの、余韻が半端なかったですね~ 静かに流れるエンドロールが、とにかく印象的でした… これ、映画館で見たら、相当ひきずりますね~




もしかしたらアカデミー賞作品賞を取っちゃうんじゃない?っていうくらいの映画だったんですよね~(外国語映画賞は受賞しましたが…)

でも、まさかあんなタイミングで、突然やってくるんでしょうね、介護生活… 直前まで普通に生活していたのに、いきなりだもんな~ ホント怖いよね~

自分のことになるんだけど…

物忘れが激しくって、記憶障害の一種だと思っているんだけど… 最近、気になる大きな事件があって、病院に行かなきゃと思っているんだけど… そんなときに、こんな映画見ちゃって、かなりドキドキしてます… 不安がいっぱいの毎日です…




映画.comの解説より
ミヒャエル・ハネケ監督が、前作「白いリボン」(2009)に続き2作品連続でカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、第85回アカデミー賞では外国語映画賞も受賞したドラマ。妻が病に倒れたことで穏やかだった日常が変化していく老夫婦の姿を描く。

音楽家夫婦のジョルジュとアンヌは、パリの高級アパルトマンで悠々自適な老後生活を送っていた。しかし、ある日突然、妻のアンヌが病に倒れ、手術も失敗して体が不自由になってしまう。ジョルジュは病院嫌いな妻の願いを聞き、車椅子生活になったアンヌを支えながら自宅で暮らすことを決意。2人はこれまでどおりの生活を続けようとするが、アンヌの病状は悪化していき……。





なんといっても、1927年生まれのエマニュエル・リバおばあちゃんが、ホントに素敵でした… 美しいおばあちゃんでしたね~ どんどん病気が進行していくのをみているのは、ちょっと辛かったなあ… 入院するのは嫌だったり、介護されるのは嫌だったり、昔はプライドの高いお嬢さんだったんだろうなって感じの役、ハマってましたよね~

そして、1930年生まれのジャン=ルイ・トランティニャンおじいちゃんが、またまた素敵なんですよね~ リバおばあちゃんのこと、大好きなんだよね~ 自分の愛する奥さんが、急にあんなことになったら、ホントに悲しいだろうなあ~ ちょっとジーコ監督に似てるような気がしたけど、気のせいかもしれません… ちょっと怖いけど優しいおじいちゃん、よかったなあ~

とにかく、この年になって、しかも健康に不安があると、自分だったらどうなるんだろ?って感じで見ちゃいますよね~ なんか切なかったな… 映画の途中でも、画面が真っ暗になって静かになるシーンが何回もあって、とにかく不安な気持ちだけ、大きく膨らんじゃいました… でも、ホント考えさせられる映画でした… 数多くの賞をもらえるだけの素敵な映画だったと思います…