いやあ～、懐かしかった… っていうか、ほとんど忘れてた…（見る前は） 原作本もしっかり読んでいるのに… 懐かしかったって言うより、正直、初めて見るような感覚で鑑賞しちゃった…（トンネルから「おとうさあ～ん」って出てきた薬師丸ひろ子さんだけは、印象に残ってるけど）
allcinemaの解説より
大ヒットとなった『人間の証明』に続いて森村誠一のベストセラーを映画化。東北の寒村で大量虐殺事件が発生。唯一生き残った少女・頼子（薬師丸ひろ子）はショックから記憶喪失となっていたが、当時山中でサバイバル訓練を行っていた自衛隊員・味沢（高倉健）に引き取られる事になる。退役した味沢と頼子は地方都市で平穏な生活を行っていたが、予知能力とも言える頼子の持つ不思議な力が二人を巨大な陰謀へと巻き込んでいく……。クライマックスの軍事演習シーンはアメリカで撮影され、本物の戦車が大挙登場する迫真の画面が展開された。
当時勢いがあった角川映画らしいド派手な演出でしたね～ 意味もなくド派手！ あんなにも戦車出す必要があったものやら？ 手が切られて血がドバ～って出たり、首がどっかにいっちゃったり、頭割られたり… 演出が過剰ですよね～
高倉健さんが「野性」に戻る一瞬…（っていうか、この映画全体で野性的だったけど） なんかぞくぞくするモノがありますよね～ 優しさ溢れる表情とのギャップがたまりましぇ～ん…
当時、あまりお好みの顔じゃなかった薬師丸ひろ子さん… まるっきり田舎娘での登場！ こりゃ、すごいよね～ 後半になって、どんどん可愛らしくなっていくのは、映画独特の魔法ですかね～ 日本映画の大スターに囲まれた唯一のアイドルって感じでしたよね～ イメージビデオっぽい映像、何回も流れてるし…
この映画のもう一つの魅力が、骨太な大スターたちの登場でしょうか？ 最後まで大活躍する夏八木勲さん（当時は、夏木勲さん？）、私の中では、いつまでもこの映画での彼が、頭に残ってます… 三國連太郎さんの悪役顔、すごいですよね～ 顔がすごいと言えば、ヘリからガンガンぶっぱなす松方弘樹さんの顔、凄すぎ！ 挙げればきりがないほど、大スターだらけ…
いや～、懐かしい映画も面白いなあ～ 正月に録画しておいた高倉健シリーズ見るか、今、BSで放送している薬師丸ひろ子シリーズ見るか… う～ん、悩みどころです…