３５日間のアルバイト「キビ刈り隊」… 意外に過酷… 期日までに７万本のサトウキビを手作業だけで刈るというもの…
オススメしていただいていた映画「深呼吸の必要」を見ました。
監督は、「月とキャベツ」「はつ恋」「天国の本屋～恋火」の篠原哲雄さん。
主演の若手俳優は、香里奈・谷原章介・長澤まさみ・成宮寛貴・金子さやか・久遠さやか・大森南朋。今じゃ中堅どころ。結構豪華ですよね！（ちょっと、トレンディドラマっぽい）
７万本のサトウキビ畑を見るだけでビビリます… その広さ、途方もない数… これを刈るの～って、見たらまず、やる気を無くします…
ただ単純にサトウキビを刈るだけの３５日間の映画なんだけど、一つ屋根の下、一緒に過ごす男女には、それなりの物語が…（あ、いや、恋とかは全然ありません…） それぞれが挫折したり、過去のトラウマから抜け出したり、友情が深まったりしていくような爽やかな物語です… それが、なんだか心地いいんです…
沖縄の映画に絶対不可欠な「おじぃとおばぁ」が、やはり素敵な存在になってました… 沖縄の自然と、そこに住む人々の雰囲気、癒されますよね～
allcinemaの解説より
沖縄の離島を舞台に、サトウキビ刈りのアルバイトに集まった若者たちの姿を描いた青春群像劇。広大なサトウキビ畑を前に悪戦苦闘し、互いに反発・葛藤しながら次第に新たな自分を見出していくさまを沖縄の美しい自然を背景に綴る。
２月。沖縄のとある離島。本土とは比べものにならない陽射しが降り注ぐこの島に５人の男女がやってくる。彼らはみな“キビ刈り隊”の募集に集まった若者たち。それは、人手の不足した農家を手伝いサトウキビを刈り取るアルバイト。５人を迎えるのは年老いた平良夫妻と“キビ刈り隊”の常連・田所豊。彼らは豊の指示の下、これから35日間で約７万本のサトウキビを刈り取ることになっていた。だが、全くの初心者である５人は慣れない仕事にもたつくばかり。おまけに、先輩ヅラして偉そうに振る舞う豊にも苛立ちを募らせていく…。
主演の香里奈さんは、この頃からちょっと爽やかな男前。１０年も前の映画に、これだけのメンバーの中で主演っていうことに、ちょっと驚きました… いろんなドラマ・映画に使われてますよね～ 人柄が良さそうですよね～
ちょっとビックリだったのが、長澤まさみさんですかね？ １０年前は、かなり地味です… ほとんど話もしない、ワケありの少女という設定でもあったし、衣装はほぼジャージだけ… しかも、おばさんがかぶるような帽子… 実は、この作品と並行して撮っていた「世界の中心で…」のために、「絶対に日焼けをしてはいけない！」という命令をされていたみたい…（一応、彼女のセリフをもとに、このブログを書き進めているんだけど… ほぼ、これしなないという貴重なセリフだったので…）
以下のメンバーは、事情により省略（笑） ま、とりあえず、人生の中には「深呼吸が必要」だっていうメッセージは理解できましたよ～ ちょっと泣けたし、いい映画でした… ひと息つかなきゃね！ のんびりいこうぜ～ ナンクルナイサ～ がんばんべ～