「秒速５センチメートル」っていう題名がものすごく気になっていたので、昔からよく知っていた映画ですが、ようやく初めての鑑賞です。サクラの花びらが落ちるスピードって言ってましたが、一秒間に５センチしか落ちない？ なんか、相当ゆっくり、ハラハラと落ちている優雅なサクラのような感じですが…
二人の恋のスピードは、それほどまでゆっくりだったということになるのかな？ ものすごく切ないラブ・ストーリーでしたね～ 映画鑑賞後は、あの二人には、ゆっくりでもいいから前に進んで欲しかった…という想いでいっぱいになりました。
映画.comの作品解説より
自主制作の「ほしのこえ」が高い評価を受けた新海誠が、惹かれあっていた男女の時間と距離による変化を全3話の短編で描いた連作アニメーション。主題歌には山崎まさよしの「One more time, One more chance」を起用した。
互いに思いあっていた貴樹と明里は、小学校卒業と同時に明里の引越しで離ればなれになってしまう。中学生になり、明里からの手紙が届いたことをきっかけに、貴樹は明里に会いにいくことを決意する（第1話「桜花抄」）。
やがて貴樹も中学の半ばで東京から引越し、遠く離れた鹿児島の離島で高校生生活を送っていた。同級生の花苗は、ほかの人とはどこか違う貴樹をずっと思い続けていたが……（第2話「コスモナウト」）。
社会人になり、東京でSEとして働く貴樹。付き合った女性とも心を通わせることができず別れてしまい、やがて会社も辞めてしまう。季節がめぐり春が訪れると、貴樹は道端である女性に気づく（第3話「秒速5センチメートル」）。
個人的には、やはり第１話「桜花抄」が心に残りましたね～ サクラの花びら＆踏切＆鉄道＆雪っていうシチュエーションだけで、完全に萌え～って感じ… あっという間にお気に入りになってしまった…
これが中学生の恋愛なの？っていうツッコミも入れたくなるくらい大人のラブ・ストーリーでしたが、とっても一途な明里ちゃん、素敵でしたね～ 二人の心情が切ないナレーションで語られる… なんか独特な雰囲気のアニメでしたね～ いやあ～、切なかった… 「美しすぎる」に関しては、わたしの感性では理解しがたい（違いがわからない？）んだけど、自然描写が素敵でしたね～（人物はイマイチ？）
３話とも、微妙な恋心＆別れが描かれていて、繊細で切ない感じが溢れてました… 自分から一歩引いちゃうなんてあたり、共感しまくっちゃいました… 山崎まさよしさんの歌が、やたらはまってましたね～
お話的には、若い子が楽しめるアニメじゃないので、興行的には苦しかったんじゃないかなあ？と想像しましたが、実際はどうだったんだろ？ 次は、「ほしのこえ」にチャレンジです！（今日中に、もう一本書いちゃうかな？）