田舎の農家の婚活事情は厳しい! 映画「恋するトマト(クマインカナバー)」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

「大切なものは土と水と太陽。 そして、あなた。」

俳優・大地康雄が、企画・脚本・製作総指揮・主演をしている映画「恋するトマト(クマインカナバー)」を見ました… とっても素敵な話でした… あ、クマインカナバーっていうのは、フィリピンの言葉で「ご飯食べてるか~?」です。ちなみに秋田弁では、「まま、くっでだがあ~?」です!


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農業って素晴らしい! そして、土や水や太陽のありがたみを感じることのできる映画ですが、それと同時に、田舎の農家の嫁不足・後継者不足、貧しさ等、辛い現実を見てしまうことにもなる映画です。

わたしの住んでいる田舎の方でも、中国・インドネシア・フィリピンなど、外国からお嫁さんをもらっている人たくさんいます。町で支援をしているところもいっぱいあります。それってどうなんだろう?うまくいくものなのかなあ?って思ってましたが、この映画を見ると、それも大事なこと(必要なこと)なんだなって思えます…




goo映画の作品解説より
田舎暮らしブームでにわかに脚光を浴びる農村だが、そこで進む深刻な農業問題について語られることは少ない。嫁が貰えない農家の男。そのために生まれる後継者不足。本作はそんな厳しい田舎の現実をベースに置きながら、日本人男性とフィリピン人女性の恋を描いている。

大地康雄演じる正男とアリス・ディクソン演じるクリスティナが愛を育んでいく姿には、相手に対する深い慈しみと思いやりが溢れている。それはまるで、作物を大事に育てる人の姿のよう。恋も作物も、気持ちをこめた分だけ実りも大きいのだ。当たり前のことだが、都会に住む人間が即物的な生活で忘れていく大事な気持ち。それを再確認させてくれる、大人のエンターテイメントだ。


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この映画を企画するなど、一人で4役もこなしている大地康雄さんの、この映画にかける想い、すごいな~って思いました。ご自身の役、とってもいい役です。畑仕事も上手なんですよね~ 田舎の言葉も最高です。とにかく、優しく温かい…

詐欺にあっちゃって、墜ちるところまで墜ちてしまった彼を再生させたのは、結局、農業という素敵な仕事、農業に従事する「フィリピンのある家族」の生き方だったんですよね。フィリピンの景色、夕焼けも綺麗だったなあ~ とっても、温かい気持ちになれる、素敵な映画でした。 ちょっと、感動…