まるで、フェルメールの名画を鑑賞しているような… 映画「真珠の耳飾りの少女」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

今年の夏休み(8月16日)に見てきた「ヨハネス・フェルメール 光の王国展 in AKITA」 フェルメールの描く独特の雰囲気がとても大好きなんで、感動して帰ってきたんですけど…

8月16日のブログに、フェルメールの絵をたくさん紹介していますので、もし、時間がありましたら、覗いてみてください。一番有名なのは、やはり、真珠の耳飾りの少女ですかね?

「ヨハネス・フェルメールの世界を堪能してきました!」

フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」誕生秘話の映画があることを後で知り、見てみたいなあ~って思っていたら、運良くタイムリーにこの映画が上映されることに… さすが、秋田シネマパレ! なんでもやってくれます!

映画「真珠の耳飾りの少女」 2004年4月公開のイギリス映画です!
監督は、ピーター・ウェーバー。天才画家フェルメールを演ずるのは、「英国王のスピーチ」で有名なコリン・ファース。主役の少女グリートを演ずるのは、スカーレット・ヨハンソンです!


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goo映画の作品解説より
オランダ美術の巨匠、ヨハネス・フェルメールの描いた「真珠の耳飾りの少女」は、フェルメールの作品のなかでも最も人気の高いひとつ。どこか怯えたような、少し驚いたような、それでいて落ち着いた少女の表情は、一体どのように描かれたのか? 本作は、その疑問にロマンティックな答えを出したベストセラー小説を、忠実に映画化した作品。
実際にモデルとなった少女は誰なのか明らかではないが、この物語ではグリートとフェルメールの間に生まれる信頼と尊敬、愛の感情を豊かに描き出し、愛のエピソードを作り上げた。



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映画の中で映像としてみられるのは、まさに「フェルメールの名画たち」なんです。「これ、この前見た絵だ~!」と叫びたくなる映像ばかり… 作品の世界を忠実に映像化しているといった感じでした…

フェルメール家の使用人として奉公に来た少女が、窓を拭こうとして偶然に開けた窓から光が差したところから、フェルメール独特の左上方向から差す光の絵が誕生… フェルメールが彼女の才能を感じ、色を調合させてみたところ、偶然にできた「フェルメール・ブルー」と呼ばれる綺麗な青(緑青?)…

また、フェルメール独特の遠近法技術(釘を使ったものやピンホールカメラで覗いたモノなど)の描き方まで忠実に描いている場面など、フェルメール展で学習してきたことがとてもわかりやすく描かれていて、嬉しかったですね~

全体的に、穏やかすぎる作品で(解説書には、寡黙な作品と表現されてましたが…)、何回ウトウトしてしまったかわからないくらいなんだけど、少女グリートの存在自体がものすごく官能的な雰囲気で、そこには相当引き込まれてきました…(笑)