キューバ、詩、カストロ、革命、ホモセクシュアル、亡命… 映画「夜になるまえに」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

8月29日まで鑑賞可能な無料招待券を持っていたので、秋田の小さな映画館で映画を見ようと思って、行ってきたのですが…(日曜日の話です)

「夜になるまえに」? なんだろ、この映画… まったくわかりません… ポスターも貼ってないし… 映画の解説もホームページに載ってないし… ただ、その映画館のリクエストで第1位だったというものだから、いい映画なんだろうと思って、入ってみました…

カストロ独裁政権下のキューバでのお話でした… キューバの歴史なんて、まったくわからないし、同性愛の話みたいだし楽しめるんだろうか? 入ってみたら、お客は一人… わたしだけ… 最近よくあります、このパターン… ますます不安になりました…

終わってみて一言… 難しかったけど、おもしろかったなあ~ なかなか素晴らしい映画だったと思います。帰ってきてから、この作品のホームページ見たら、ジョニーデップとかショーンペンとか出ていたんですね? まったくわかりませんでした… しかも、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされるような作品でした…


すがちゅあ~んのブログすがちゅあ~んのブログ

yahoo映画の作品解説から…
キューバ出身の亡命作家レイナルド・アレナスが死の直前に綴った自伝を基に、「バスキア」で監督デビューを果たしたジュリアン・シュナーベルが映画化。その波乱に満ちた生涯を力強く描く。
1943年、キューバに生まれたアレナスは詩に夢中になり、カストロによるキューバ革命の熱狂を経て、20歳で作家としてデビューをはたす。が、カストロ独裁政権下では、芸術家、しかもホモセクシャルであるアレナスは激しい迫害の対象となってしまう……。


すがちゅあ~んのブログすがちゅあ~んのブログ

平和な国の平和な時代で、のほほ~んと生きている自分には、まったく想像のできない時代背景の中での、革命・迫害・亡命の物語… そして、ホモセクシュアルに、エイズの問題… これでもかこれでもかと、時代の流れに翻弄される主人公でした…

見ていて辛くなるようなシーンの連続なのですが、映画としては十分に楽しめた映画でした… 時代に逆らって、言葉を紡ぎ続けたレイナルド・アレナス、その彼を演じたスペインの俳優ハビエル・バルデスの演技は凄かった… 

たぶん、いや絶対に出会えなかっただろう作品ですね… こんな映画を見るのも、たまにはいいかなって思いました… それにしても、88人が投票して、その中で44票を獲得して、その映画館のリクエスト第1位になった作品で、観客ひとり? それっていったい、なぜなんだろう? お~い、リクエストした人、見においで~