これが、トリュフォーの世界! 映画「大人は判ってくれない」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

6月23日から秋田「シネマパレ」で行われているフランソワ・トリュフォー映画祭。その第一弾「大人は判ってくれない」(1959)を見てきました…

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が、しかし… 映画上映会の参加予定を欲張ってしまい、2つの映画上映会が若干重なってしまうことに… この映画の上映は16:30~だったのですが、由利本荘市で行われる「一枚のハガキ」上映会が19:00~。

もしかしたら間に合うんじゃないかと強行してみましたが、結局「大人は判ってくれない」を最後まで見られず、「一枚のハガキ」の上映にも遅れてしまうという大失態に…(悲)
両方ともブログにまとめる価値もないのでは…という想いもありながら、でも、それなりに感じたことをまとめる義務(?)もありそうなので、がんばって書いてみなくちゃ…と思ってます!




この映画が、フランソワ・トリュフォーの長編第一作。なんと、いきなりのアカデミー賞監督賞受賞作品となりました…。フランス映画の新しい波「ヌーヴェル・ヴァーグ」。その先駆けとなったこの作品素敵でしたね~ allcinemaから作品解説です!
アントワーヌ・ドワネルはパリの下町に住む13歳の少年。学校ではいつもいたずらばかりして先生に目をつけられている。共稼ぎの両親は、夫婦仲が余りよくなく何かと口論ばかりしていた。そんなある日、遊ぶ金に困った彼は父の会社のタイプライターを盗んで質に入れようとしたが、すぐにバレてしまい、両親は彼を少年鑑別所に入れてしまう……。トリュフォーが27歳の時に撮ったこの作品は、その斬新さと特有の解放感、そして自由な活気に満ち溢れ、当時の映画人に驚嘆と喜びをもって迎えられた。本作は、ゴダールの「勝手にしやがれ」と同時期に公開され、今では完全に定着した、いわゆる“ヌーヴェル・ヴァーグ”の時代を切り開いた記念碑的作品である。

いやあ~、この映画、最高におもしろかったです。16:30からスタートで約96分という映画だったので、18:00に出ないと次の上映会に間に合わない… でも、最後まで見られるじゃないかと思って18:15までねばっていたのですが、結局ラストまでみられず、泣く泣く会場を後にしました…

子ども目線で描いたこの作品。あまりにも身勝手な学校の先生、あまりにも身勝手な両親… どんどん心が蝕まれていくドワネル… 本当に「大人は判ってくれない!」んですよね。あまりにも身勝手な大人たち… 子どもにとっては、つらいもの…

あんなことやこんなこと…で、まさかの少年鑑別所に… いったい最後はどうなったんだろ?ドワネルのその後の人生は、いったい…

学校に勤めるものとして、父親として、反省させられるばかりの映画でした。トリュフォー映画、もう少し見たいなあ~ この土日は忙しくて見に行けなかったので「突然炎のごとく」「夜霧の恋人たち」「恋のエチュード」の3作品は金曜日までかあ~ 見に行くためには、平日夕方行かないといけないんだよな~ どうしよ~