このポスターを見たときから、絶対見たい!見なくちゃ!って思っていた作品、映画「しあわせのパン」(原田知世さんと大泉洋くん夫婦の営む「パンカフェ」でのお話です!)
月曜日、夕方6時の上映、お客さんはなんと「一人」… まさに、これこそ「プライベート映画館」… 普段は、ほとんど最後方の通路側が定位置のわたくしですが、今回は劇場のど真ん中に、一人でドカッと座って鑑賞開始です!
もう、映画前半から、この映画独特な「穏やかさ・やさしさ」に完璧にやられてしまって、もう、何が何だか自分でもわからないけれど、涙がボロボロ流れてきて大変でした…(人目もはばからず…って、他に誰もいなかったんですけど…)
とにかく、この映画の「穏やかさ」には参りました… 誰かが、大声を出すこともなく、泣き叫ぶこともなく(あ、一人酔っ払って泣き叫んでいた女の子がいましたが…)、怒ることもなく… こんな、やさしさにあふれる映画は初めて見ました!
映画.comより
原田知世と大泉洋が主演し、北海道・洞爺湖のほとりの小さな町・月浦を舞台に、宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる人々の人生を四季の移ろいとともに描いたハートウォーミングドラマ。りえと尚の水縞夫妻は東京から北海道・月浦に移住し、パンカフェ「マーニ」を開く。尚がパンを焼き、りえがそれに合ったコーヒーと料理を出すマーニには、北海道から出ることができない青年や口のきけない少女とその父親、思い出の地を再訪した老夫婦などさまざまな人々がやってくる。
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原田知世さんの穏やかさ… まるで「ブレンディ」のコマーシャルそのもの… 過去に何があったんだろう?って思わせる、ちょっと闇を抱えた女性を好演しています! 水縞くん(大泉洋)と一緒に北海道に来て「パンカフェ」を開き、今度こそ、本当の幸せを手に入れたんじゃないだろうか? いつまでもパンを二人で分け合って幸せに暮らして欲しい!本当に幸せになって欲しいと思っちゃうような素敵な役柄でした…(過去のことは、結局明かされてないですよね? 何があったんだろう? ま、過去のことは全然関係ないですけどね~)
そして、我らが(え? 我らが…?)大泉洋さんの穏やかさ… これはもう抜群です! 今まであまり好きじゃなかった大泉洋… いやあ~、この人の今回の役は最高です! このやさしさ、男としてはちょっとがんばって真似したい… 場の雰囲気を感じ取って、人に気を遣って場を盛り上げるいじられ役の大泉洋もいいのですが、妻・りえを包み込む(なんでも許容するような、ガマンするような)やさしさ、素敵でしたね~(最近、ちょっと似てる!って言われてるので、ここは褒めちぎっておきます!)
パンカフェ「マーニ」には、本当のやさしさ、幸せがいっぱいありました。ここに訪れたお客さんたちも個性的で、とても素敵でした… そして、「マーニ」を支える近所の住民たち、最高に地味でした(あ、まちがった… 最高に素敵でしたです… 余貴美子さんは、異様に目立ってましたけどね~ まるで「食堂かたつむり」かと…)
う~ん、どうしてこんな素敵な映画、お客さん一人なんですかね~ ま、あまりに穏やかすぎて、好みの分かれる(ドンパチ好きには、まるでおもしろくない…と思われる)作品だから、仕方ないのかなあ?
水縞くんの焼くおいしいパンを食べて、りえさんの入れる珈琲(まさか、ブレンディ?)飲んだら、みんな「ほっこり」しますよ~ どうですか? たまには、こんな映画も…