目を背けたくなるようなシーンばかり… 映画「闇の子供たち」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

臓器売買、児童買春、人身売買… あまりにも衝撃の大きい映画でした… 目を背けたくなるようなシーンの連続なんです。こんなことがもし、現実の話だとしたら、本当に恐ろしくなってしまう…

「闇の子供たち」は、梁石日の同名小説を映画化したものです。タイを舞台にした、臓器移植を目的にした人身売買や幼児買春を描いた問題作です。子供を売り買いし牢の中に監禁して、性の道具に使ったり、臓器移植の順番待ちをしている…といったストーリー。「これはノンフィクションだ…」という書き込みが多数あり、ネット上では大騒ぎになり、当然のことながらタイ国内では上映を禁止されたところが多かったようです。(「現実にもある…」という話も多いようですが、わたしにはちょっと判断しかねます…)




goo映画より
日本新聞社バンコク支局で、幼児人身売買を取材する記者・南部(江口洋介)は、日本人の子供がタイで心臓の移植手術を受けるという情報を得る。知人に金を握らせ、臓器密売の元仲介者に接触した南部は、提供者の幼児は、生きたまま臓器をえぐり取られるという衝撃の事実を知る。
取材を続ける南部は、ボランティアの少女・恵子(宮崎あおい)と知り合う。純粋すぎてすぐ感情的になる恵子に苛立つ南部だが、善悪に対する感覚が麻痺している自分を恥じてもいた。


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映画そのものをわたしはあまり語ることができないので、今日は、この作品の主役2人の光と闇について、自分の感想を…(結局、語るんかい!)

日本人ボランティア・音羽恵子(宮﨑あおい)…とにかくまっすぐで純粋な女性。NGOのボランティアとしてタイへ。子どもたちを救うために、闇の組織にだって、全力で自分の想いをぶつけていく。初めは、頼りないボランティアだったのに、その意志の強さで成長していく。彼女の周りには「光」は差してくる。宮﨑あおいにピッタリの役だったな…(芯の強さ、やさしさ)

臓器売買等の闇を探る新聞記者・南部(江口洋介)…責任感が強く、一生懸命な男。悪は許せない。…はずだったんだけど… う~ん、最後はいったい? タイの「闇」に自分自身が堕ちていったということか… 衝撃のラストだったなあ… 原作を知らないわたしにとっては、ただただビックリ…

見ていて、ちょっと怖い映画でした… どうやったら解決できる話なんだろう…って、もしかしたら絶対解決なんて無理な世界なのではないだろうか? 

あ~、やっぱり語ろうと思ったんだけど、結局手に負えない… 感想がむずかしい… 今日は、これで勘弁して…