日本という国もまだまだ捨てたもんじゃない… 映画「おかえり、はやぶさ」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

「3・11」という特別な日に、映画を見ていていいんだろうか?とも思いましたが、春休みに旅行に行く切符も買わなくてはいけなかったので、午前中、映画鑑賞に出かけました。(午後2時46分に自宅に帰っていればいいかな?って考えて…)

昨日、公開されたばかりの映画「おかえり、はやぶさ」を見てきました。実は正直な話、「はやぶさ」3部作?の中で、一番期待していない作品でした。出演者も内容も、子どもっぽいのかなっていうイメージだったんですが… この映画、いい映画でした…(一番、よかったんじゃないかなあ? 実は、渡辺謙のヤツ、結局見てないんだけど…)

この映画、主役は文字通り「はやぶさ」と「宇宙」です! 家族連れだったら3Dで見ると、お子さんは大喜びするんじゃないかなあ? 「はやぶさ」そのものと宇宙を描いた作品なので、宇宙体感3Dと言うのは、おもしろいと思います。わたしは2Dで見ました…

そして、脇を固める(本来は主役なんですが…)出演者が、一人一人素敵な魅力を出しています。このプロジェクトに関わった人の努力・苦労を、ものすごく丁寧に、ものすごくわかりやすく描いた映画でした。関わった主役たち、三浦友和&宮﨑美子&藤原竜也の家族もよかったし、田中直樹&森口瑶子&前田旺志郎の家族も素敵でした。そして、プロジェクトに関わる技術者たち、大杉漣、中村梅雀、杏(ちゃん?)、豊原功補ほか…たくさんの出演者、みんな最高でした!




goo映画より、作品解説
地球から3億キロ離れた小惑星イトカワからのサンプル採取という快挙を達成し、約7年に及ぶ宇宙の旅から帰還した無人小惑星探査機「はやぶさ」。その歴史的プロジェクトに携わったJAXAエンジニアたちの視点を通じて描かれる感動のドラマを、全編3Dで映画化した。燃料漏れや通信途絶といった度重なるトラブルを、機転とチームワークで奇跡的に乗り越えていく様子と重ね合わすように、登場人物たちの背景にある親子の絆や再生といったドラマを映し出し、観る者の感動を誘う。『釣りバカ日誌』シリーズや『犬と私の10の約束』の本木克英監督のもと、主演の藤原竜也をはじめ、杏、三浦友和、前田旺志郎(まえだまえだ)らが織りなす人間模様に注目。


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やはり、一番印象に残った役者さんは三浦友和さんでした。この人は、凄いな… 圧倒的な存在感です。のぞみプロジェクトで失敗をした責任をずっと感じて過ごす人生、その切なさを見事に表現しています。そして、母親役と言えばこの人、宮﨑美子さん… どの作品でも、ポイントポイントでいい演技を見せてくれます(日本映画の母親役には欠かせない存在になってる…)

まえだまえだの旺志郎君も、あいかわらず上手。セリフがすごく自然に聞こえる…。父親母親との絡みも、まわりの大人との絡みも、凄くいい感じです。若い女性が少ない中で、今回の杏(ちゃん?)さんの役はよかったなあ…。宇宙大好きっていう気持ち、ガンガン伝わってきました…

日本って、まだまだ捨てたもんじゃない… 希望は最後まで捨てちゃダメ… 絶対にあきらめない姿、親子の絆、仲間の大切さ… 今日「3・11」に見たことも、なんか大きく心に響く結果になったかも… 観る人に勇気と希望を与える映画です。ぜひ、春休みにご家族で見てはどうでしょうか?