実は、意外にもカンフー映画好きなんです。初期の頃のジャッキーチェンの映画大好きでした。やはり、その中でも一番好きだったのは、ジャッキーチェンを一躍有名にした映画「ドランクモンキー 酔拳」ですかね。酔拳大好きなんですよね～。あの脱力感、ハラハラ感、たまりません…。
この映画、酔拳誕生の話（レジェンドって書いてるし…）らしいけど、酔拳はほとんど出てないですよ。主役のスー・サン（チウ・マンチェク）が戦いに敗れて、大事な人も失い、やけ酒を煽って、どんどん落ちぶれていく様を描いているような場面が主の作品なので… ま、そのおかげで酔拳が誕生したという伝説につながるのだと思いますが、正直ジャッキーチェンほどのおもしろみはありません。酔拳としてはね… でも、カーフー・アクション映画としては、結構楽しめます。
『ドランク・モンキー/酔拳』でジャッキー・チェンを一躍有名にした、ユエン・ウーピン監督によるカンフー・アクション。苦難の果てに最強の武術「酔拳」を完成させた伝説の武術家、蘇乞兒の激動の半生を描く。主役で激しいアクションに挑むのは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズのチウ・マンチェク。『マトリックス』シリーズの武術指導でも知られるユエン・ウーピン監督のもとに集結した、ジェイ・チョウやミシェル・ヨー、本作の出演後に亡くなったデヴィッド・キャラダインら豪華スター共演による壮大なドラマに夢中になる。
数々の戦いで功績を挙げる強くて優しい戦士スー・サン（チウ・マンチェク）は、妻や子との穏やかな生活をしている。強くて優しい主人公、まさしくカンフー映画らしいスタート。
しかし、義兄のユアンにより父親が殺され、妻や息子のフォンまでも奪われる。何かよくわからないけど、恐ろしい技の達人になっている… 妻や息子を救い出すまでの特訓の日々、そして、中盤は妻を亡くしてからの放浪の酒浸りの旅・酔拳の誕生と、後半は、外国の武闘家との戦いと、結構ストーリーは長い… 楽しめると言えば楽しめるが、ちょっとダラダラした感じは否めない。ジャッキーチェンのような面白味に欠けるのもちょっと…
ただ、カンフー好きにはたまらないアクションシーンは満載でしたね。カンフー映画に欠かせない、中国の美人さんもなかなか素敵です。いつも似た雰囲気ですけど… ま、ツッコミどころも満載ですが、興味のある方は、ぜひ見てくださいね～（わたしは、もういいかな…）